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漂流教室 (3) (小学館文庫 うA 13)

漂流教室 (3) (小学館文庫 うA 13)

漂流教室 (3) (小学館文庫 うA 13)

作家
楳図かずお
出版社
小学館
発売日
1998-09-17
ISBN
9784091931733
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漂流教室 (3) (小学館文庫 うA 13) / 感想・レビュー

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ベーグルグル (感想、本登録のみ)

一難去って一難。そして今度は次々と人が死んでいく。ペストから始まり、そしてカオスな世界となって。カオスって言葉の意味をはっきりインプット出来たくらいカオスです。どうなっていくの?3までしかなくて借りれなかったけれど、早く次が読みたい。

2018/05/12

ころこ

仲田くんの過食が虫の表象となって現実化される。依存症とは心の不全感を解消する逃げ道だということと整合的なエピソードであり、ひょっとすると紛れ込んだこの世界全体がそうなのではないかと予感させる細部が描かれる。モブキャラの生徒の死が身体性を帯びて無残に描かれるのとは対照的に、メインキャラの生徒も負傷しているはずだが怪我の気配が無く身体性が剥奪されている。それが本作を少年マンガとして軽く読ませてくれているのだと感じる。果たして結末は現実か夢か、どちらと解釈されるのだろうか。(因みに初読)

2022/09/22

とびほびこび

有り得ない事象故に、起こりうるかもしれない恐怖。待ったなしに押し寄せる恐怖に子供達はどう立ち向かうのか。IQ値が高くても人を見る目は無かった我猛くん、でもなんだか憎めないキャラだなぁ。日常では当たり前に使う「ただいま」という言葉が、非日常ではことさら身に染みる。

2013/05/09

カキ@persicape

今まで読んだ漫画の中で1番疾走感があるかもしれぬ。全部のセリフに!!!が幻視できるほど絵も台詞も物語も騒がしい。薄気味悪さはあまりないけど胸糞悪さがスゴい。怪虫騒ぎの次は伝染病。子供同士の殺し合いのはじまりはじまり。ラストをどう落として何人が生き残こるのかこの世界は何なのか気になるので読み切りたい。

2018/09/25

蛇の婿

ある意味異世界物の定番かもしれない、薬の入手できない状況での伝染病の流行と、それを原因とした内紛…物語はこの巻でちょうど半分が終了した事になります。死にたくないから殺す、殺されたくないから殺す…登場人物たちが子供の知識と判断力しか持たない、というのが物語の全面に描かれているのがというのが凄いです。

2018/09/01

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