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漂流教室 (6) (小学館文庫 うA 16)

漂流教室 (6) (小学館文庫 うA 16)

漂流教室 (6) (小学館文庫 うA 16)

作家
楳図かずお
出版社
小学館
発売日
1998-11-17
ISBN
9784091931764
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漂流教室 (6) (小学館文庫 うA 16) / 感想・レビュー

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ベーグルグル (感想、本登録のみ)

あまりの面白さに①から⑥まで一気読みでした。サバイバルホラーで残虐な場面も確かにありますが、昭和40年代に書かれたとは思えない程、色々なメッセージがありました。みなの死も無駄ではなく、未来へつながるものだったんだと納得。未来はどうなるか誰にも分からない。ユートピアであるためには自分たちの行動次第であろう。

2018/05/13

まあちゃん

Amazonのレビューが星5で、とりあえず買い物カゴに入れておいたら、他のもの買うときに間違えて買ってしまった(笑)全巻大人買い。とにかく1巻からの引き込まれ感半端ない。ずいぶん前に描かれてるのに、古びた感じがしない。高校生の娘が「めっちゃ怖い」って。学校ごと人類が滅んだ近未来に飛ばされるんだけど、政府や法律のない世界になると、あんな風に勝手なことしちゃうのかなー。子供たちが自治組織を作り、派閥や争いが勃発。なんとか戻ろうと奮闘。主人公と母がときを超えて息子を助ける様に感動!続き描いてほしいなー!

2016/05/17

とびほびこび

とうとう最終巻。極限の中で最後に子供達が出した結論は衝撃的だが、ユウちゃんの決意と皆の想いが未来の希望へと繋って行く。夜空を見上げた母の目に映る翔を見た時には泣きそうになった。読み終えた後も続く余韻。とてつもなく空虚で突飛でありながら、とてつもなく現実で考えさせられた作品だった。重ね重ねこの作品が40年も前に世に出て、今なお読んでも色褪せる事無く今後も語り継がれるであろう傑作だと実感した。

2013/05/11

蛇の婿

楳図先生の大傑作、これにて完結…やっぱりこれは凄い作品です。いろいろな素晴らしい要素がありますが、やっぱり関谷の半端ない悪役っぷりが私はいちばん好きですかねw 嫌な奴なんだ関谷w 並みいる様々な物語の悪役の中でも特筆すべきほどのすっごい小物でみみっちい奴なくせに、この作品の中では『なんでこんな奴に』という理不尽さも相まって光り輝いていますよね。今回の再読は子供のころに大嫌いだった彼にまた会いたかったからと言っても過言ではありません。いゃあやっぱり大嫌いです関谷ww 無我夢中で読了。素晴らしい。

2018/09/01

カキ@persicape

今まで読んできた本の中で1番のサバイバル作品?ラストもなかなかで伏線も所々回収されたし、いい締め方だったと思う。ディストピア要素もあると捉えて良いのかしら?ただとにかく疲れる( ̄◇ ̄;)叫ぶような吹き出しエンドレスでキャラたちの台詞が視界に脳内に大反響。怪獣やらミイラやら登場するキャラみんな濃すぎ。そもそもサバイバルしてない主人公の母がもうキャラが濃い。だからこそ面白いのだけど。楳図かずおのおどろおどろしい絵面と共に勢いよく物語らないとこれは成立しない。こういうジャンルはあまり読まないので新鮮でした。

2018/11/10

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