カムイ伝 8 蔵六屋敷の巻 (小学館叢書)
カムイ伝 8 蔵六屋敷の巻 (小学館叢書) / 感想・レビュー
いずみんご
左卜伝の最期の言葉、「老人は若者たちのためにある」「世の中は動いていく。動かしてゆくのはおまえらじゃ」を今の老政治家たちに聞かせたい。 この本を読んでいると、武士社会は農民たちの努力と犠牲で成り立っていることがわかる。今まで読んできた時代小説の感想も、また違ってくるので、なんだか複雑な気分になる。
2022/03/02
ひねもすのたり
貧しさから解放されるは利益の分配が適正に行われるべきだと説く正助。 武士(支配者階級)に抵抗するためには手段を選ばないラディカルな苔丸。 いくら金を積んでもどうにもならいことがあると悟る七平衛。 中身以上に、この作品がどのような時代の風を受けながら執筆されたのか?それを強く印象づける第8巻でした。
2012/10/27
kinoko-no
クシロとおキクが・・・。それにしても武士たちから見た百姓、非人たちの存在って?!
2010/12/13
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