魔夜峰央の「ダリ的魔法術」

スケキヨ

魔夜峰央さんによる画家ダリの『ガラの夢』の解説＋α。絵本のような、不思議な一冊でした。解釈が魔夜峰央さんらしくて、なるほどな～と思った。後半の漫画は楽しく読ませていただきました。さすがパタリロ殿下。よく知ってらっしゃる。しかし、みーちゃん、永遠の28歳といえど、この写真を使うか…！バスで吹き出しそうになったよ…！

2012/05/31

OKKO （o▽n）v 　終活中

手許にポロッと零れ落ちてきたので久々に　◆ざくろからトラトラ銃、の順ではなく、銃からトラトラざくろと後退し収斂していく様である、という解釈は魔夜氏のものか、それとも誰かの研究結果か？　「ざくろからガラの腕に向かってトラトラ銃そして針、刺さる直前」が主題であると思うが、そうだ、覚醒直前の夢は時空の因果関係を超越し、緩やかに目覚めのあとまで続くものだった。ならばすでに針はガラの腕を攻撃し終え、銃からトラトラざくろのモーメントに入っているのかもしれぬ。ガラはもう半分ぐらい目覚めて夢を反芻しはじめたかもしれぬ。

2016/05/03

OKKO （o▽n）v 　終活中

奇才・魔夜峰央による奇才・サルヴァドール・ダリへのオマージュ絵本。例の「蜂の羽音に刺激されて、刺される一瞬前の夢を見ている裸のおねえちゃん（推定ガラ）と柘榴とかトラとか宇宙象とか」をパーツごとにネタとして採用しながらイマジネーションを綴る　◆本文は、かつてのチェリッシュブックのハズレネタ並みの薄っぺらさだが、巻末のマンガが最高♪♪　◆ま、わが最愛のダリなんて、誰がネタにしても陳腐になっちゃうのはしょうがないね。だって本人がちょーテキトーなんだもんwww

2014/03/19

Christena

魔夜峰央がこんな本を出しているなんて！『パタリロ！』を愛読して育った、ダリ好きの私としては、手に取らないわけにいきませんでした。前半は絵本風、後半は漫画でのダリの作品解説で、ミーちゃんと殿下の掛け合いが面白いです。でも、いつまで２８歳なんだろう（笑）

2013/06/23

くさてる

構成をご紹介します。えーと、まずはダリの作品を横に置いておいて、解説（？）というか絵解きのような文章と、魔夜先生のイラストが添えられてます。白黒。それが約20ページほど。で、そのあと、パタリロとミーちゃんのダリを題材にしたいつもの漫才マンガが掲載されてます。8ページ。以上、おしまい。そういう構成なうえに、わたしがダリ自体を好きでも嫌いでもないので、余計に微妙な本であります。でも、それでも魔夜先生本人はきっとまったく気にしないんだろーなーって思えるあたりが人徳ですかね（笑）。うん、いいよそれで…。

2004/12/24