親の期待に応えなくていい (小学館Youth Books)
親の期待に応えなくていい (小学館Youth Books) / 感想・レビュー
スリカータ
ティーン向けですが、大人も読み応えがありお勧めです。大人になった自分が、子供に接する上で気をつけたいことも分かります。
2021/05/28
うさうさ
主に親子関係について書いた本で、この年で、子どもの立場で読んでもなかなか深かった。遠い昔の事ではあるけど、読み進むにつれ当時親から言われた嫌な言葉が蘇る。 タイトルを見たとき、親はそもそも私に何かを期待していたのかなと考えた。勉強しろも言われた事なく、わりと自由だった気がしていたが、おそらく昭和の典型的な女性の生き方を見ていたのだと思う。 私が男性ならまた違ったかもしれない。 「世間と社会は反対語である」とは、軽く衝撃だった。
2022/12/03
サラダボウル
母親は最大の同調圧力である。親は他者としてきっぱりと認識し、自分の価値観を模索してして生きること。罪悪感を覚える必要は全くないんだよ。と、著者は丁寧に若者へ伝えるべき事を伝えてくれる。世間と社会について。これまでの日本とこれから。ストンと腑に落ちる若者が笑顔になれるといいな。親世代も、うっ、ちょっと気をつけよう、と思える良書。途中、シンデレラの継母の人生を考えてみよう!とかシンデレラの王子様が変態だったらどうしようとか、その辺りは楽しく(でも、ふむむと思う)読める。先生が何気なく読んでたら、格好いいなあ。
2021/08/12
なま
★5 親子関係の本だが様々な交友関係に置き換えて読める。100か0では無く最悪よりわりとダメ、最高よりベターを選択する意味。毎日の献立から食べたい物を食べているか?親の出すものをたべるか?「自分で考える」クセ、行為はいつでも出来る。目標が定まらない際は消去法で考える。「考える」と「悩み」は区別しマズローの要求5段階説から考え方を導く。なにより「社会(法のルール)」「世間(人情ルール)」「家庭(愛情ルール)」の区別が要。世間の感覚が無い国に驚く。真面目、優等生、人間関係に息苦しさを少しでも感じる人は読んで!
2022/08/28
ゆぽ
書店でたまたま手に取った本。なんと発売日当日だったのでこれも何かの縁かと思い購入。中高生ぐらいの子ども向けのようですが、親の立場でもとても興味深く読みました。特に「他者という存在」のくだりはストンと胸に落ちました。
2021/04/09
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