小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」 (小学館ジュニア文庫 ふ 2-6)
小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」 (小学館ジュニア文庫 ふ 2-6) / 感想・レビュー
ネコタ
映画観たけど本も。辻村深月さんによるドラえもん。いつもの友情を大切にするドラえもんのお話。辻村さんが描く世界もいつものドラえもんの世界。それだけ辻村さんがドラえもんを好きでいるってことなんだと思う。
2019/03/27
さてさて
ドラえもんという作品が誕生して半世紀が経ち、未来が現実になったものもたくさんあります。それによって我々の生活も大きく変わりました。未来から来たドラえもんが伝えてくれるこの言葉は、大人になった我々こそそれを大切にし、つぎの子供たちに伝えていかなければならないことだと思いました。 世界に冠たるこの不朽の名作を辻村深月さんが新作として描くというこの贅沢。この国に生まれ育った幸せを、今日、強く、しっかりと噛み締めました。 藤子・F・不二雄先生、そして辻村深月さん、幸せな時間をありがとうございました!
2020/09/16
ひさか
2019年2月小学館刊。2019年3月1日公開の映画ドラえもんシリーズ通算第39作ノベライズ。異説クラブメンバーズバッジが、キーの道具。どんでん返し的なところもあって、楽しめました。
2021/03/30
たかぴ
息子が買って読み終わったので読みました。ドラえもんの映画を忠実に守って、SF・出会い・友情・サスペンス・ドキドキ感と爽快感、そして別れ。すべてが詰まった胸が詰まるお話でした。まだ映像としては見ていないので、頭の中でイメージした映像との違いも楽しみながら子供と一緒に見たいと思います。ありがとうございました。
2020/01/09
you
映画を見終わった後すぐに書店に走り購入。映画では疑問が残っていた部分も小説を読むことで補完されました。舞台は月の裏側。「月にはうさぎがいる」という主張をからかわれたのび太は、ドラえもんのひみつ道具を使って月の裏側に暮らすうさぎを作る……。ほとんど映画と同様の進行でありながら、ルカ達エスパルの千年の孤独や、ディアボロが変貌を遂げる過程などが細かく描かれていて、より理解が深まりました。子どもにも読みやすい文体で、天動説や地動説など科学に関するワードが豊富なのもドラえもんらしい。1冊まるごと大冒険でした。
2019/03/25
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