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白をつなぐ

白をつなぐ

白をつなぐ

作家
まはら三桃
出版社
小学館
発売日
2015-10-21
ISBN
9784092897434
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白をつなぐ / 感想・レビュー

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いつでも母さん

スポーツは下馬評が高くともゴールをゲームセットをノーサイド迎えるまで分からない。襷を繋ぐ駅伝、その区間を走るのは一人っきり!体調・気温・駆け引き・・なにがあってもおかしくはない。いや、かえって『何か』あった方が記憶には残る(それを期待して観ている訳ではないのだが)今年も箱根駅伝が青学の圧勝で幕を閉じた。次は全国都道府県対抗駅伝だ。駅伝好きとしてはこちらも堪らない。そこでこの本。一気に読了した。集められた選手だけでなく、監督や指導者の本音も垣間見た気になる。駅伝は人生の縮図のように思う。面白かった。

2016/01/04

mocha

都道府県対抗駅伝を走る福岡県代表選手たち。中学生から社会人まで、各区間を走るそれぞれの思いを襷とともに手渡していく物語。選手も指導陣も、ひとりひとりの個性が巧く描かれていて、その心情に無理なく寄り添うことができる。「白」に込められた意味も深い。息子が陸上部だったので「博多の森競技場」など馴染み深い所が出てくるのが嬉しかった。YAファンとして、地元民として、まはらさんの作品にますます期待します。

2016/06/20

みかん🍊

伝説のエンドーくんのまはら三桃さんの作品、都道県対抗駅伝を走る選手たちと監督コーチのそれぞれの目線で描かれていく、各自個性的で抱える状況や思いがある、そんな1人1人の想いとレース展開に目が離せない、白をつなぐ、単に襷をつなぐだけでなく過去現在ずっと人間は繋がって襷を手渡されて今の自分がある、計算や蟠りをすて真っ白な気持ちで走ろう。

2016/02/05

ユザキ部長

舞台は広島。全国都道府県対抗男子駅伝。読んで初めて知った。中学生、高校生、大学生や社会人といった混成チーム。ふるさと制度もあると。なかなか難しいと思った。テーマは「白」で各個人様々な色を染めて行くのだろうが、チームとしては「故郷に錦」ぐらいなもので大義は薄い気がする。白い手紙も必要だったのか?

2016/01/13

takaC

合宿から前夜(1〜4章)はあまり乗れなかったが、レース当日以降(5章以降)はなかなか面白かった。

2016/03/20

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