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発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと (実用単行本)

発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと (実用単行本)

発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと (実用単行本)

作家
澤口俊之
出版社
小学館
発売日
2016-01-27
ISBN
9784093108416
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発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと (実用単行本) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

30年前に出会いたかった本でした。TVでお見かけするちょっと面白い脳科学者・澤口先生。あの話し方で変換しつつ読んだが、説明が長い?多い?かなと感じました。我が子を育てて、普通に愛情を持って接してきても、どうにもな違和感。あの頃『発達障害』なんて言葉は知らなかった。『自閉症』の本を調べて当てはまる、当てはまらない・・不安だったことを思い出されます。アスペルガー症候群と診断されたのは19才・・1才過ぎた子どものいる親がもしも不安になっていたら、この本を一読如何でしょう。

2018/09/15

さおり

ホンマでっかで見る澤口さんは割と好きなので、読んでみました。福祉の世界は未だに印象で物事を語るところがあるので、エビデンスを示せよっと内心イライラが募ることの多い私も、IQが上がったことを成果と言われまくると、目に見えるものだけで全てわかると思うなよ、と思ってしまう。あと、「澤口にしかできない」と強調してくるのもね。私がみている子の中にも、IQ120オーバーは何人もいるけど、別に私が数値を上げたわけじゃない。っていうか、自分のIQを知らないのに人のIQばかりたくさん知ってるって、考えたら変なもんよね。

2016/09/04

Tui

発達障害は脳機能障害であるとし、遺伝的要因と環境的要因が相互作用して発症やその軽重が左右されると解説している。そして発達障害を「改善するもの」とも。当事者にとってシビアかつ繊細なテーマにもかかわらず、発達関連の文献には感情的なものやファンタジー的なものが散見されるが、この本は科学の知見に立ち、しっかりとエビデンスをもとに解説をしているところが信頼できると感じる。著者や文体の個性が強めなので抵抗を感じる人もいるかもしれないが、最近とみに増えている気がする発達関連本の中では珍しく違和感を抱かずに読めた本だ。

2016/07/06

Imax

発達障害って改善や予防ができるの?という疑問に答えてくれる本。本書によると、7歳までは改善することが可能だけど、それ以降はかなり難しいとのこと。キャッチボール、ピアノは改善させるのに有効。療育は時に逆効果。普通級に通わせることこそ重要。早期の英才教育は、発達障害を生む要因の1つになりかねないので注意が必要。発達障害は脳の機能障害なので、脳機能の専門知識が不可欠にも関わらず、現場には知識を持った人がいない。等々、いろいろな説があるのかもしれないが、説得力があり、新しい知識を得ることができたのは収穫だった。

2019/05/15

kei

ごく軽度の子には良い方法ではないかと感じました。 ただこの「数字カード法」は数回本書に出てきているのに やり方がまったく分からない…(- -;) <発達障害の改善にお勧めな方法(8歳まで有効)> ・ワーキングメモリ(WM)を向上される「数字カード法」を行う ・ピアノ稽古(算盤もOK) ・(6歳以降)TVゲーム ・(文章の)要約 ・(7歳以降)サッカー ・ペットを飼う ・トリプトファンとビタミン6摂取 ・アラキドン酸摂取 ・ビタミンD摂取 ・日光浴 ・お箸を使う

2017/10/30

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