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北京のこども (P+D BOOKS)

北京のこども (P+D BOOKS)

北京のこども (P+D BOOKS)

作家
佐野洋子
出版社
小学館
発売日
2016-02-08
ISBN
9784093522526
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北京のこども (P+D BOOKS) / 感想・レビュー

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飼い猫の名はサチコ

長じてから幼少期のことを書く作品は世の中にたくさんあるが、こどもの五感が本作ほど手触り感を伴って表現(再現)されているものは稀有だと思う。生命力に溢れ、知りたがりで、怖がりで、色々汚くて、生々しいこどもという生き物。誰もがこどもだったのに、長じるとディテールは殆ど忘れられてしまうもの。瑞々しい本作に接して、自分も妹や従姉妹とくっついて遊んでいた昔のあれこれや、若かった両親の姿を思い出した。

2022/11/28

五月雨みどり

以前、別の文庫で何度か読んでいたし、このころの話は、いくつかの本で書かれているので、自分にはお馴染みの話。でも、何度読んでもイイんだよなあ。子供時代の佐野洋子が書いたの?と思うほど子供の視点そのままで、生々しいというか。自然と自分の子供時代も思い出す。

2016/03/05

Snowflake

図書館。幼稚園に行く前のエピソードなので、6歳以前の記憶ということになる。自分に置き換えると、そんなに鮮明に色々覚えてるかなぁ、と思う。佐野洋子月間?みたいになってるので、大分読んだエピソードが多くなってきている。生きているという実感みたいなものを読んでいると感じる。

2020/03/07

CEJZ_

1P16行。元の本は1984年刊行の「こども」という本。「小学館 P+D BOOKS」というレーベルには注目していて、サイトを見たり取扱書店へ行って現物を手にし、何冊か買っている。佐野洋子という作家の本は初めて読んだ。「100万回生きたねこ」という本の作者とのこと。これは北京で暮らしていた幼少期のエピソードが綴られている。時代でいえばどのくらいの頃の話だろうか。昭和10年代、終戦前の頃かな。こどもながらに、兄や家族、近所の人々とのふれあいなど、よく覚えているものだなあ。何だか心にしみる。

2017/08/01

gongpingchang

ムードのいい本 古い北京のムード

2016/09/21

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