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男と女の子 (P+D BOOKS)

男と女の子 (P+D BOOKS)

男と女の子 (P+D BOOKS)

作家
吉行淳之介
出版社
小学館
発売日
2016-10-11
ISBN
9784093522847
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男と女の子 (P+D BOOKS) / 感想・レビュー

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ケニオミ

吉行淳之介はこれまで読む機会がありませんでした。そのせいか、図書館で見つけた本書を思わず手にしていました。結論から言うと、あまり感心しませんでした。いろいろと心理分析しており、その分析も外れてはいないと思うのですが、ほとんどが人間の性的な行動に向けられていおり、敢えて分析する必要があるのかしら、と印象を受けました。吉行淳之介講座100でドロップアウトしてしまった気分ですが、この作品が代表作の一つであるのならば、ドロップアウトもまたよしですかね。

2016/12/04

aki

なんか難しかった。ある男が出会った女の子が、飯屋の住み込みからアイドル(?)になっていき、なんだか不自然に変化していく様子を観察してる、みたいな。女の子から女性になっていくっていうのと、身近だったのがどんどんテレビに寄せたファッション、考え方を持つようになって自分の知ってた女の子から離れていくっていう感じ?なんか、読みにくくはないけどよくわかんなかった

2017/07/22

ムツモ

芸能界に入りたい女の子と、その子に惹かれる男の話。主人公に限らず、また併録の短編でも、どの男も女性を欲情の対象としか見ておらず、男尊女卑の感がずっと漂っていた。時代が違うと言えばそうだが、やや不快かな。「水族館にて」はそれでも面白かった。

2019/06/13

湯豆腐

印象的な描写は多々あるものの「水族館にて」がよくまとまっているので、あえて長編にした意味があるのかなという疑問はある。

2017/03/13

Y.T

将来に向かって具体的な希望を持ちえない主人公の荒れた心がよく描かれていてよかった。主人公だけでなく、他の登場人物もそれぞれに荒れた面を抱えていて、それを何とかぼやかしながら生きている。描写が即物的なのに、超自然的な雰囲気も感じられてよかった。

2020/08/27

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