鞍馬天狗 5 地獄太平記: 鶴見俊輔セレクション (P+D BOOKS)
鞍馬天狗 5 地獄太平記: 鶴見俊輔セレクション (P+D BOOKS) / 感想・レビュー
でろり~ん
短編、長編併せて47作。41ねんにもわたって書き継がれた一大作品、鞍馬天狗の最後の作品でした。今の段階で簡単に手に入れらるのはこのシリーズだけなんでしょうね。ちっとも地獄ではないし、太平でないのはもとより太平記の伝統みたいな感じでしょうか。著者67歳の時の一編。前の4編から比べると天狗さんの動きが、あまりね、ぱっとしない感じでした。核心部分に対する天狗さんの態度も、大きなお世話、になってしまっている感想なのでした。パリ燃ゆ、天皇の世紀だとかの方に精力を傾けて、天狗さんは、もうしんどくなったんでしょうかね。
2019/06/03
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