楊梅の熟れる頃 (P+D BOOKS)
楊梅の熟れる頃 (P+D BOOKS) / 感想・レビュー
canacona
土佐の女性の短編集。どれも理不尽にも見える境遇なのに、時代なのか土佐だからなのか、全てを受け入れて弱そうでありながら逞しく生きていく姿がぐっとくる。いや、自分なら絶対耐えられないけど。妻子がいるとは知らず暮して子どもまで出来て、男性がいなくなったと思ったら、その妻子が押しかけてきて、一緒に暮らし始めて養っていくとか。年上子持ちに嫁いで、同い年のお嫁さんがやってきて、家業を担って暮らしていくとか。受け入れすぎ😅でも宮尾さんの淡々とした文章を読んでるとその理不尽さも含めて、逞しくて美しい。
2021/07/01
くりこ
宮尾さんはストーリーテラーというか、読みやすくどんどん手がすすむのだけど、本作に関しては今いち読み進まなかった。読みやすいし、簡単なのだけど引き込まれないのはどうしてかな。
2020/07/03
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