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ウはウミウシのウ: シュノーケル偏愛旅行記

ウはウミウシのウ: シュノーケル偏愛旅行記

ウはウミウシのウ: シュノーケル偏愛旅行記

作家
宮田珠己
出版社
小学館
発売日
2000-02-01
ISBN
9784093664110
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ウはウミウシのウ: シュノーケル偏愛旅行記 / 感想・レビュー

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紫 綺

家内の作ったガラス細工のウミウシへの、結構な反響に驚いていた頃、偶然にも新聞で紹介されていた本。変なカタチの生き物が好きな作者が綴る面白シュノーケリングエッセイ。軽薄ながらも温暖化による珊瑚白化現象の切実さを訴える記述もあり、考えさせられる。

2012/08/11

ホークス

著者がシュノーケリングをする目的は、変なカタチの生き物を見るためだ。海の生き物の異質感や異世界感に比べると、確かに陸の生き物は変化に乏しい。その異世界感を楽しむには、自然体で面倒臭く無いシュノーケリングが最適だ。懸命にスポーツしないユルさがポイントである。生き物が本来住む環境を訪ねて見たり触れたりする経験は、人をわくわくさせる。人間も動物だから当たり前か。著者のエッセイは真面目くさってないのが良い。誰でも入っていける間口の広さがある。

2017/11/02

ちゃっぴー

ダイバーではなく、シュノーケラー(って言うんですか)のゆる~いエッセイ。海の中の変な形の生き物へのこだわりが変過ぎて、笑いました。作者の書いたテキトーな感じのイラスト、実は特徴をよく捉えてるんじゃないかと思いました。

2014/06/25

こぺたろう

人事異動の内示がありましたが、残留。気落ちするやら安心するやら変な気持ちの中、読了。本書は「バッタを倒しにアフリカへ」の著者から、研究野心を抜いた感じの雰囲気で面白かったです。冒頭で「この本を読んでも、読者は生きものの生態について何の理解も深まらない。」と釘を刺してますが、ホウキボシという現象、タツノイトコの存在、カブトガニの複眼など、知らなかったことも結構あり楽しめました。何よりユーモアのある文体が心地よく、別の本も買ってみようと思いました。

2018/03/24

MASA123

宮田珠巳を初読みした本です。雨男を分析した本があったけど、そこを読みたいと再読したけど、この本ではなかった。 そのかわり、バーベキューは面倒くさい、水族館が好き、とか、わたしが共感した記述を見つけて、うれしい。 スチュワーデスという言葉が使われていて。なんだが懐かしい気がしたら、2000年の刊行した本でした、20年前なんだね。

2021/07/28

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