ダムはいらない!: 新・日本の川を旅する
ダムはいらない!: 新・日本の川を旅する / 感想・レビュー
書の旅人
25年前、一冊の本を手に取りました。『小ブネ漕ぎしこの川』何故、この本だったのか、今となっては覚えていませんが、多分、犬のガクに惹かれてだと思います。カヌーは知っていても、それは競技としてであり、アウトドアに関しても、関心すらありませんでした。しかし…、読み始めるや、すっかり野田さんの虜に。こんな自由に生きる大人がいるのかと、貪る様に読みました。それから25年…。野田さんの様な生き方とは違ってしまいましたが、根底に流れるものは、昔も今も変わりません。流れ流れて伊那に辿り着き、実力は伴っていませんが、妄想力
2018/03/29
コウジ
野田さんの本2冊目。 過去にカヌーで旅した川を再訪し「過去・現在」を繋ぐ内容。氏の言葉にはやはり力が有る。 力の源泉は氏の幼少時代の経験にも在るが、実際に自然の中での寝食、そこに有るモノを捕って食べる、現地の人やカヌー仲間とちゃんとコミュニケーションを取って知古を得る(老若男女問わず)等、経験に裏打ちされた信念やスタンスから来ている事が分かる。時には役人相手に怒り、子供達に微笑み、先達の話しを良く聞く。 僕が憧れる「素敵な大人」に最も近い存在の様に感じました。ゆっくり他の本も読みたいと思います。
2023/04/25
hitsuji023
ダムの放流事故の話、鹿児島の農業の話など小さなエピソードに心惹かれる。中でも有明海の水門が閉じられるシーンは当時テレビで見て衝撃を受けたのでよく覚えている。自然は一朝一夕に出来た訳ではないので、影響は計り知れないだろうと思う。章としては最後の筑後川が面白かった。中でも素潜りで鯉を穫る名人の話が良かった。
2014/11/20
健康平和研究所
川が土建屋のえじきになっている
2016/07/01
イボンヌ
野田さんの本は殆ど読んでいますが、最近の本はもっぱら日本の自然破壊の現実が書かれており悲しくなるばかりです。
2016/01/19
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