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疾駆する夢

疾駆する夢

疾駆する夢

作家
佐々木譲
出版社
小学館
発売日
2002-10-01
ISBN
9784093791373
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疾駆する夢 / 感想・レビュー

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詩界 -うたか-

#読了◆ズッシリと重たい上下二段によって繰り広げられる自動車メーカーは大きくした多門という人の人生、歴史、自動車会社……軌跡。ノンフィクション小説を読んでいるような気分でした。

2020/07/07

クロネコバス

自動車が好きな多聞大作が、戦後のバラックの整備工場から、自社製自動車を作り始め、ルマン参戦、デザイン革新、環境問題対策、アメリカ進出、バブル崩壊やリコール問題と苦悶しながらも夢を追いかけていく話。「国盗り物語」が好きな人は絶対好きだと思います。自動車会社の大河ドラマ!私自身、多聞自動車と同じ業種の会社に新卒で入社した事や、今アメリカで日本車に乗っている事などあり、多聞大作と一緒に一喜一憂しました。Tamon Motorの車、見かけないかな(^_^)a

2015/12/23

カワセミ440

図書館で借りた物。この小説の存在は全く知らなかったけど、結構楽しめた。たぶん私より上の世代、団塊の人たちには結構受けたんじゃないかって思う。ワンマン社長の太腕繁盛期?モデルはあるときは本田宗一郎さんだったり、スバルだったり、マツダだったり・・住友銀行とマツダの確執?や多チャンネル販売店構想のと挫折のあたりは何となくオンタイムで知ってるだけに興味深い。車メーカーって銀行の発言力が強くなるとクルマはつまらなくなる、どっかで聞いたような気が。女性たちの扱いは連載後15年だとしても結構ひどいものがあるって感じた。

2014/07/28

ふぅちゃん

長かった…だが読み応えはあった。特に創業の頃の話は、当時の働く男達の情熱がビシビシ伝わってきた。小ロットでの注文は高くつくとか、製造業のイロハの部分も非常に詳しく書かれていて、とても熱心に取材をしたのであろうことも窺えた。モノづくりに関わる人なら一読すべき一冊。

2015/09/27

ドリさん

面白かったです。米国工場進出の時の再開が良かった。新社長も良かった。

2014/08/04

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