居酒屋かもめ唄
居酒屋かもめ唄 / 感想・レビュー
Machida Hiroshi
本書は、居酒屋探訪家を自認する著者が、一人で地方(三国、松江、盛岡、江差、大阪、大分)の実在店を訪問し、酒、肴、人との出会いと触れ合いを記録した紀行文です。本書が著者の他の居酒屋放浪記などの紀行文と違うのは、一つの街に三泊しているので、同じ店に何度も通ったりしてることです。三日も滞在すると小さい地方都市ですから、筆者ほどの酒飲みになるともうその街の盛り場の全貌がつかめてしまうので、常連的な視点も出来てきますし、人間関係が、より深く濃密になっています。著者と一緒に地方都市を旅している気分になりました。
2016/10/18
もっち
居酒屋好き、旅好きな方 ぜひ読んでみて欲しいです。著者がただ居酒屋でお酒を呑むだけでなく、その土地の歴史などを、時に詩のように語られていて、それが目の前に思い浮かぶ様でした。こんな風にふらりと旅に出て、居酒屋巡りしてみたい!
2018/11/25
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