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コックサッカーブルース

コックサッカーブルース

コックサッカーブルース

作家
村上龍
出版社
小学館
発売日
1991-04-01
ISBN
9784093793919
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コックサッカーブルース / 感想・レビュー

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はせがわ きよし

ん?何、エロ本?wっていうくらい官能的な…っていうかド変態逹の饗宴が見れますwエロ本出版社の社長である主人公が、ひょんなことから日本の上流におわす権力者逹のド変態嗜好を満たすために行われた催し物のことを知ってしまい色々と大変な目にあうお話。なんかよくわかんなかったけど、色々おもしろかったかなw村上龍の、日本社会に対する風刺っていうか皮肉っていうか、そういうのがちょいちょい出てくるのでこういう高尚な趣味の人間がなんやかんやいるんだろうなーと思ってしまいましたw

2013/06/07

シスターがちょん

図書館リサイクル本。30年ほど前に真澄ちゅあんがしきりに言っていた。(元ネタははストーンズの映画だったらしい。) 龍作品お初となりました。なんか、あっけない幕切れでした。今読んでよかった。刺激が半端ない。丸美屋の麻婆豆腐しか食べていなかった人が、本場中国の四川で麻婆豆腐を食べたくらいの衝撃が!半端ないぜ。

2016/08/07

変態性欲者の集うパーティーで起きたという大量殺人。その唯一の生き残りの女性と関わったことで、政財界から命を狙われることになった主人公。SMがテーマになっており暴力的性表現がエグい。SMパートの表現は暴力に満ちているが、それ以外のパートはコメディの雰囲気で、そのアンバランスが物語にリアルをもたらしている。「東京には闇がない、とキツネみたいな顔をした文化人類学者が書いていた。闇はないのかも知れないがもっとやっかいなものがあるとオレは思う。それはオレのボキャブラリーではアンバランスとしか表現のしようがない。」

2019/03/25

ベイ丹

村上龍の作品の真骨頂といってもいい《性》に関する描写が特に強く出た作品。帯にも書いてあるようにこれは高校生以下の年齢層が読むものではない。という私も正直読んでいて官能小説を間違えて買ったのか。と思うほど。しかし、そんなただエロいい小説をではないです。これが発刊されたのは1991年、文庫化は94年ともう20年以上前の作品ですが、この小説に込められた思いは今も変わらない。龍の作品にはこういった魅力があるのでお勧めです。ただこの小説の場合12章(全13章)付近に来ないとこの魅力に会えないため根気が必要です。

2014/11/08

だっぱら

数年後、娘が僕の本棚からたまたまこの本をとりだして読み始めたら、きっと父親不信になるだろうな。あいかわらず、ペリエとかバカラとかブランド名過多な小説。キザっぽい中二病っぽい小説ですが、僕はそんな村上龍が好きなのだ。

2010/02/25

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