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天使の牙

天使の牙

天使の牙

作家
大沢在昌
出版社
小学館
発売日
1995-06-23
ISBN
9784093795616
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天使の牙 / 感想・レビュー

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タックン

何回目かの再読。脳移植っていうのが現実味がないけど、ハードボイルドとしては楽しめたしありかなあ・・・。でも始めから中盤の長さに比べたら終わりのあっけなさに拍子抜けした。もっとクラインの親玉と仁王のいろんな意味の戦いが見たかった。アスカ・はつみ・仁王の心の葛藤の描き方が秀逸。 映画化されたの観たことあるけど、今映画化したら、はつみとアスカは誰がいいかなあ?って思って読んでました。はつみの美人像は誰が演じられるの? それにしても警察キャリアの警察の運営って・・・!!

2021/08/03

ねこまんま

面白すぎます、さすがです。 脳移植された女性が心と体のギャップに悩み、戸惑う心理が描かれているんですが、別に「生命倫理」とか「臓器移植」について何かを訴える内容ではなくて、ひたすらエンタメを追求したハードボイルドになってます。裏切り者は誰か?ってのも、割とすぐにわかるし、この人、殺されるなっていうのもたいがい当たりますが、それでも面白いんです。最後も、「やっぱり!」って思う終わり方で予想通りなんですが、ほっとする読後感でした。お勧めです。

2015/07/20

Nobu A

図書館本読了。大沢在昌本もかれこれ16冊目。今回は新型麻薬で日本を牛耳る君国辰朗の愛人に脳移植を受けた殉職女性刑事が主人公。1995年初版で携帯電話は普及していなく、自動車電話が出てくるぐらい。脳移植も現実的ではないが、仮にあったら、こうなるのかもしれないと思わせる物語展開や登場人物の構築はさすが。特に警察とマフィアものになると、筆者の右に出る者はいないのでは。ただ、後半、古芳の超人ぶりには目を見張る。逆に、独裁者、君国はやけに脆い。たまにはいいか、痛快ハードボイルドアクションと割り切れば。

2017/10/11

ともゑ

警察ハードボイルド。麻薬組織の首領の愛人の体に脳を移植した最強の女刑事は追手から逃れ組織を壊滅させる事が出来るのか!警察内部の内通者は誰なのか!体力はダウンしても判断力などはそのままに美しさという力も加わったアスカ刑事強過ぎ。愛する女を奪われた男達の熱い闘いがメインになる後半も盛り上がる。仁王はいつ気付いてくれるのかまだ気付かないのかハラハラした。見た目変わり過ぎて相当驚いただろうけど中身を見てくれてた感じがいい。今後も2人で巨悪に立ち向かって行く…のかな?

2016/04/11

かか

ハードボイルドを敬遠していた私 しかし これを読んで 大沢さんの世界に はまったみたい 題材が良かったのかな アスカの 心の揺れに 読んでるこちらも 揺れ動き 目を奪われる思いで読了した 大沢作品 次は何を読もう

2015/07/29

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