神田川見立て殺人: 間暮警部の事件簿 (文芸ポストNOVELS)
神田川見立て殺人: 間暮警部の事件簿 (文芸ポストNOVELS) / 感想・レビュー
ばりぼー
グリム童話、お伽話、ギリシャ神話と続いた桜川東子シリーズとメインキャラは違うものの、70年代歌謡曲をどう事件に絡ませてくるか興味津々でしたが、さすがにこれはアウトです(笑)。関係者が顔を揃えたところで間暮警部(とデュエット要員谷田貝刑事)が突然懐メロを歌い出し、事件は見立て殺人だと当てずっぽうで宣言するという荒唐無稽ぶり。鯨流の悪ふざけに免疫がある者なら何とか我慢できるかもしれませんが、普通なら壁本になる恐れが十分あります。各短編のタイトルを見て、口ずさめる人以外は読むべきではありません(笑)。
2015/11/23
とも
★☆小説を舐めているんではないかと思うような。もともと無理矢理感がある作家だが、ここまで来ると行きすぎかと。最後まで読む気は起こらず。
2015/08/12
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
ミステリーと思って読むと後悔すること間違いなし。事件が起こり、探偵社に勤める主人公が捜査に乗り出すまではいいとして、それを解決に導くのは風変わりな警部の妄想のみ。しかも、その妄想の根拠は、事件がある歌謡曲の歌詞に似ているというだけ(ほぼこじつけだが)。ある意味、衝撃だった。同じパターンばかりの9つの短編集にもかかわらず、次はどうこじつけるのかと楽しくさせてくれはしたのだけれど、ミステリーが読みたいときに手に取る本でもないかなという印象。同シリーズの「都市伝説」編が読みたかったのだが、少し不安になる。
2011/06/09
きのピ子
面白かった!こういう、ユーモアミステリーとでもいうのでしょうか。バカバカしい(失礼)汗)の大大大好きです。 酷評が多いようですので、好き嫌いがはっきり分かれる作品かもしれないですね。 何曲か知らない曲があったので、youtubeで聴きました。まあ、昔の歌謡曲の歌手の歌の上手いこと・・!
2017/09/11
ソラ
【読メ登録以前読了作品】
2006/05/10
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