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二度目のノーサイド

二度目のノーサイド

二度目のノーサイド

作家
堂場瞬一
出版社
小学館
発売日
2003-10-01
ISBN
9784093796255
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二度目のノーサイド / 感想・レビュー

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ゆみねこ

5年前に解散した武蔵野電産ラグビー部は、最後の試合で抽選負けをした。マネージャーの死をきっかけに当時のメンバーでフジビールとの再試合を目指すことになる。5年の歳月がメンバーたちの環境も変え、乗り越えなければならない壁も大きい。ラグビーというスポーツは良くわからない私でも、熱い情熱を感じることが出来ました。

2014/07/10

となりのトウシロウ

日本の快進撃に湧くラグビーW杯。そんな中、タイトルで選んだこの作品。堂場瞬一のスポーツ小説。5年前、会社のリストラで廃部となった武蔵野電産ラグビー部。その最後はフジビールとの引分抽選負けの試合だった。吹っ切れない思いを胸に抱いた当時の選手達が再試合に臨むというお話。バラバラになったメンバーを集める、再試合までの過程が長くラグビーシーンはほんのわずかなのが残念。それぞれの歳月を経て違う人生を歩む男達の物語にもあまり心が動かされなかった。少し期待し過ぎてハードルをあげてしまったかな。

2019/10/13

黒頭巾ちゃん

再試合をするために集まる男達が熱いです!廃部になってからそれぞれの道を歩む男。抽選で当たりを引けずに田舎にこもるキャプテン。テレビで活躍するキッカー、海外でチャレンジしたウイングなど。再試合は男たちの新たな人生のスタートを決めさせるもの。試合前のセレモニーは熱くなりました。「誰に見せるための試合じゃない」格好よすぎな言葉(^O^)

2016/02/27

うめけろ

堂場さんのスポーツ物はたくさん読んできているので、ある意味期待通りの作品でした。再試合という目的に対して、紆余曲折があって、試合は実現。このプロセスが面白かったです。主要な登場人物の個性もよく表現されていて良かったです。試合結果は教えないよ、というやり方も他の作品で時々使われているので、またこのパターンか、という感じ(笑)。けど、こういう作品をコンスタントに読めるというのは嬉しいです。

2012/11/16

Yasushi Hanada

5年前、会社のラグビー部のラストシーズンに引き分け抽選負けで廃部。そこから色々な想いを抱えながら生きてきたメンバー。マネージャーの病死をきっかけに当時のメンバー同士で再試合をする事に。自分にも不完全燃焼で未だに当時の仲間に申し訳ないって思う試合があるので重さは違うが理解出来る。書かれてはないがきっと再試合は皆が納得出来るゲームで勝ったんだろうなぁ〜と勝手に想像。

2017/08/20

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