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震災後

震災後

震災後

作家
福井晴敏
出版社
小学館
発売日
2011-10-31
ISBN
9784093798242
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震災後 / 感想・レビュー

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かおりんご

小説。被災地支援の場面では、泣きました。いろんなことが思い出される。まだ復興は始まったばかり。明るい未来を次世代に引き継ぐためにも、がんばらなきゃならないと思った。

2014/11/30

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

3.11以降、心の闇を抱えた息子。その息子の親として、そして大人として、未来を担う子供たちに対して一体なにが出来るのか・・。読了後しばらくの間放心状態でした。野田の息子の叫びが胸にグサリと刺さりました。西日本に住む人間として一体何ができたのか。そして何をすべきだったのか。自分の無力さを改めて噛み締める意味でも、この本を手にして良かったと思います。野田が子供たちに宛てたメッセージ。その実現まで数多くの課題が残されています。けれど次世代の子供たちの為に実現できる日がくることを願わずにはいられません。★★★★★

2012/01/29

あっ!chan

ある時は人の親、ある時はだれかの子供...試練を与えられた時にどのように立ち向かい乗り越えるか?わが子をちゃんと導けるのか...そんなことを問いかける東日本大震災を題材にした親子三代そして家族愛の物語。ノンフィクションとフィクションを上手く取り混ぜて、最後は未来にも将来にも希望を忘れかけた日本人へのメッセージをきっちり主張したレポート(言いたいことがありすぎて冗長のきらいがあるが)でもある。震災直後から取りまとめたであろうストーリーに作者の力を感じた。そして「日本は現場力の国」という言葉に大いに共感!!

2015/07/13

くりきんとん99

初福井さん。震災後の政治や原発のことを解りやすく書かれていてすごく勉強になった。そして、北海道に住んでいるからと他人事のように被災地のニュースを見ていたことに改めて気づかされた。今、日本に住む私たちが読むべき作品だと思った。

2012/05/12

百太

震災関連本を読み漁っています。本署は、思いが大きいが、かなり面白かったです。結構響いて泣きそうになりました。そう!未来について思いを繋げて大丈夫だと強く生きていくのを期待して長生きしたいと思わせてくれました。私にとっては良本です。

2019/02/14

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