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「利他」 人は人のために生きる

「利他」 人は人のために生きる

「利他」 人は人のために生きる

作家
瀬戸内寂聴
稲盛和夫
出版社
小学館
発売日
2011-11-28
ISBN
9784093798273
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「利他」 人は人のために生きる / 感想・レビュー

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MI

稲盛和夫さんと瀬戸内寂聴さんの対談本。東日本大震災を契機に、二人が語る心の豊かさとは何か。戦後の日本を見てきた二人からすると、今の日本は豊かすぎる。家も食べ物もない、ないない尽くしの戦後は、ものがないけど、みんなの心は豊かで元気だった。なんとか日本の復興をと願い、懸命に働いた。今は大震災が起こり、みんな悲しみに包まれた。自殺者もたくさんいた。みんな苦しいけど、人のために社会のためにという利他の精神があれば、心が豊かになる。お二人の経験談と仏様のありがたい話、ときに笑いを交えながらすごくいい本に巡り会えた。

2023/06/16

白玉あずき

定期的に心の洗濯をしないとな。稲盛先生が仏教者とは寡聞にしてまったく知りませんでした。自己利益のために生きていても幸せにならないのは、ある程度年を取れば皆が理解できること。しかし実行するのが難しい。「情けは人のためならず」ということわざが、本来の意味で使われるような世の中になりますように。2011年の出版だがお二人とも未だお元気でご活躍と信じて、御馳走さまでした。

2019/05/01

Willie the Wildcat

気の大切さ。単なる仕事上の成果ではなく、大切な人たちの人生をも時に左右・・・。想いが心となり、心が想いとなる。”忙”。心を亡くす。時にはふっと立ち止まり、どこかへ寄り道・・・。寄り道は心身の癒し。だからこそ笑顔を忘れない!言うが易し、行うは難し・・・。故の日々鍛錬あるのみ。身近な大切な人たちを想う気持ちを、他の人たちにも少しずつ少しずつ拡げていこう!

2013/04/27

pocco@灯れ松明の火

京セラの稲盛さんと作家の寂聴さん、共通点は仏教。 「人の為に生きる」=「利他」  言葉面だけでなく行動できる稲盛さんって凄すぎるなぁ。

2014/12/28

ぱんにゃー

徳の高い稲盛和夫さんと徳の高い瀬戸内寂聴さんの対談集です。ひとそれぞれですが、私はこの本に「ありがたい」と手を合わせたいと思います。

2013/01/16

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