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やむを得ず早起き

やむを得ず早起き

やむを得ず早起き

作家
関川夏央
出版社
小学館
発売日
2012-11-01
ISBN
9784093798372
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やむを得ず早起き / 感想・レビュー

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kokada_jnet

関川さんの「昭和時代回顧」も1960年代、70年代まで言及されるようになった。呉智英と中野翠の早稲田時代の話や、キューブリックとクラークの2001年創作話もあり、題材が自由自在。この本に出てくる「古い男友達」は山口文憲だが。一緒に東京ドームでイチローを見た「古い女友達」はだれだろう。

2017/12/16

がんぞ

’78年から著述業。「小出版社勤め、編集者として原稿のほとんどは『感心しない』、これなら自分で書いても?そう見切って退社した」「出版産業が右肩上がりだったから成功した」北朝鮮という題材にリアルな視点という先見性も良かった…/2012年NHK・BS『週刊ブックレビュー』(21年つづいた途中18年間、児玉清が司会)終了に「本好きという種族がBSレベルの小さなマスとしてももはや存在しない」と見切られたと見る。/中国の急成長に思う『中間層が没落し減少すると、社会は不安定化する』信仰・倫理感をもち,子の教育に熱心な

2017/11/21

荏苒 byn

偶々「早起き」の必要覚え、視界に入った積読本開陳。大震災の頃週刊ポストの 読者に相応しそうなコラム集。 「坊ちゃんとその時代」に親和する雰囲気がある。銀座ルパンで の 織田作之助や 太宰治 ・坂口安吾の邂逅(ポートレート)の経緯。 三島由紀夫の最後の日、南馬込の家からの評伝と天人五衰とを(所謂)読み解く。昭和の文芸・ ドラマ関係者の懐旧談(鶴田浩二)。「やむを得ず・」という文題は無いけれど、 テレビの書評の 児玉清氏の 関係に出てくる。文章空間で伝わる深堀りエピソードと社会事象など。browsed

2024/06/29

羊男

平成は下を向いて歩いている人が世を憂いている寂しい時代になのだと思う。

2015/03/15

KAZE2013

週刊ポスト2011/7/29-2012/7/27掲載された原稿に加筆、修正。 1949年生まれの関川夏央が、62−63歳で綴ったエッセイ。 同時代を生きた人々への共感、もう亡くなった人々への郷愁、追悼の文集でもある。 過ぎ去った時代の変化について、関川特有の日付へのこだわり、数字へのこだわりによって、 細部が浮き彫りになっている。 私にとっては、どの一篇からも懐かしい時代がたち現れてくる、大切な本になった。

2013/01/10

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