稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方
稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 / 感想・レビュー
mura_ユル活動
厳しいこと。ついていけないなあと。良いことをおっしゃっているんですが。それと少し古さ・時代遅れ的なものも少し感じました。聞いたことがあるからなのでしょうか。胃袋が徐々に小さくなっているのに、もっと食べろといわれているような感覚でした。ちきりんさんの本と内容はかぶる。50歳定年制や国内市場の縮小によ海外進出、英語の重要性。定型業務のIT化やアウトソーシング。
2014/05/28
ひろき@巨人の肩
「企業参謀」から30年経ても視点の高さと「大前」節が健在であることがまず嬉しかった。この本はグローバル社会に向けて日本がすべき事を「社会」「企業」「個人」の立場で説いてくれる。現代日本社会は「偏差値教育」により「大志」という牙を抜かれて「平均化」されてしまったことで、世界から取り残されているという危機感を強く感じた。まずは「個人」の部分で50歳を分岐点に人生をフェーズ分けて計画し「稼ぐ力」を身につけたい。
2015/08/13
Yuma Usui
社会人が身につけるべき稼ぐ力を解説した一冊。技術革新や価値観の変化により会社から個人の時代へ変わり、個々が生き残るための現状認識や働き方について紹介している。学び続けることやリスクを取ることが大切。偏差値教育に触れて、低い人は「あきらめる」中くらいの人は「ウツになる」高い人は「燃え尽きる」傾向があるとの指摘は興味深く感じた。たかだか数年の勉強で測られた偏差値に振り回されないためにも、自分の枠を広げて行動することが必要。ニュアンスを大切にできればブロークン英語でも良いとの指摘も参考になる。
2020/06/16
Thinking_sketch_book
★★★★★ 大前さんの本はどれを読んでも独自性があり、他には無い意見が得られるのがうれしい。日本のホワイトカラーは定型/非定型作業を同時に処理しており、成果も明確ではないと思う。そういう意味でホワイトカラーエグゼンプションが展開されるのかととも感じた。自分に壁を作っても良い事は無い。ボーダレスの世の中になるのでどこでもやっていける(ハード、ソフト)を個人個人が身につけるしか無い時代が近づいている。
2014/07/13
壱萬参仟縁
現実的に物を見ることが重要。M型社会という、超格差社会(71頁)。もっとしてください、という方のではないですが。ネットがつながる場所が全てリビングルームになった(140頁)。ユビキタス社会なのだ。マック業績悪化は、CVSの出店攻勢と商品の質の高さにあるようだ(153頁)。今年は大手3社はさらに出店ラッシュ。都会が飽和なら、田舎に来るしかないが。大前先生は、大学や、日本の教育システムへ歯に衣着せぬ批判を展開。当たっているだけに、痛快。しかも、大学で教える経営学は一昔前で役に立っているのか、とも指摘。合点。
2014/01/10
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