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アンダーカバー: 秘密調査

アンダーカバー: 秘密調査

アンダーカバー: 秘密調査

作家
真保裕一
出版社
小学館
発売日
2014-06-30
ISBN
9784093798624
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アンダーカバー: 秘密調査 / 感想・レビュー

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サム・ミイラ

一見表面上無関係な事件が日本サイドとユーロ・ポールサイドで交互に平行しながら進み、次第に絡み合ってくる展開はどこか「ジェノサイド」に似ている。そして終盤事件は一本化し急展開、思いもしなかった結末へなだれ込むがこれは以前観た映画アマルフィに近い印象。この作品もまた映画化にはぴったりなのだろう。リアルでありながら全体的に薄く絵空事な感じがしてしまうのが、私にはどうにものめり込めなかった原因かと思う。もうこれはいいかという感じ。

2015/05/23

タックン

前半は海外と日本での謎の伏線がばらばらで読みにくかったけどミステリーとしては面白かったな。後半は一気にその謎解決に向けていろいろ明らかになって読みやすくなって一気読みしたけどミステリーっていうよりエンタメになっちゃったな。っで結局は麻薬絡みのマフィア・テロ組織対アメリカ情報機関という大きな話になって拍子抜け。しかも最後は曖昧で終わったし。戸鹿野・美香子・ジャッドはいいキャラだった。何か続編とかありそうだなあ。真保さんアマルフィ以降海外づいてるけどデビュー頃の国内の地味な組織の話の方が作品に味があったなあ。

2014/10/16

ユザキ部長

事件の根は深く遥かオリエンタルに続く。その人物相関図は因数分解に取り組む如く難解。大国は愛する者を守る為に反する理念を虐げてきた。真実を追って得た未来へと続くTOTOからのメッセージ。なかなかの読みごたえ。

2019/03/20

ケイ

題名通りのアンダーカバーの人達の話。色々な形でのアンダーカバーの中で生きる登場人物達。日本、フィリピン、ヨーロッパ、トルコ、アメリカなど、麻薬を介して話は広がっていく。真相が気になって一気に読んだ。

2014/08/17

ゆみねこ

若きIT企業の社長が旅行先のフィリピンの空港で、身に覚えのない覚せい剤所持の罪で逮捕される。会社は潰れ、信頼していた弁護士に乗っ取られ、逮捕から5年半経ち、ようやく無実が立証され釈放となる。並行して語られるユーロポールの捜査官の話とどうつながって行くのか、少しじらされた感がありましたが、終盤の疾走感は中々読み応えがあって面白かったです。世界の陰謀の影には、やはりあの超大国が。。

2016/03/31

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