高田文夫の大衆芸能図鑑
高田文夫の大衆芸能図鑑 / 感想・レビュー
姉勤
2014〜2016週刊誌連載の時事を絡めた旬の人、ゆかりの人、物故の人々を数葉に。こと芸能に関しては知識量、経験量に、加えて解析し、茶化すセンスに比類なきセンセイ。師に、後進に、仲間に先立たれた哀しみを偲び、時に笑い飛ばす。追いつかなかった世代の芸能の豊穣さを分けてもらう。そして艶っ気も抜けた現代の芸能のなから新しい才能を見出す。かなり数が合わないが、談志百選。の、ようなもの。
2018/03/31
Kei
どの人に対しても、愛があって、鋭い分析と考察があって、そのうえに、目の離せない文章力!一字一句も面白さ爆裂。それでいて、セーラ・ローエルなんて、もう誰も知らないだろうな、の郷愁もちらほら。著者自身こそが、貴重な知識と交流の図鑑の元です!
2016/08/10
ツバメマン★こち亀読破中
週刊ポストの連載をまとめたもの。僕の低い「芸能IQ」を高めてくれるのは、いつも週刊誌、スポーツ紙で読む高田先生のコラムです!本を読むのも良いけれど、今のうちに色々な“芸”を観ておきたいなぁ、バウバウ。
2017/04/29
aloha0307
あのビートたけしのオールナイトニッポンで、背後で追従笑いの合いの手を入れてた高田さん 最初はこのヒト誰?だったが、稀代の放送作家と知ったのは平成になってからでした。現代大衆芸人(故人を含め)の魅力のツボと個性充満な素顔をあの名調子で紹介。さらには、ならではのとっておきエピソードの数々に抱腹絶倒であった。中でも、ブレイク前の「大衆娯楽」の高倉健さんには驚きが...文太さんのギターで健さんが歌う~ くぅ-って痺れるこんな場面があったのだね。
2016/12/04
スプリント
高田文夫氏はテレビやラジオだと毒気が強すぎるが本だと気にならず軽妙な文章を楽しめます。
2018/12/30
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