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世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ

世界の中心で、愛をさけぶ

作家
片山恭一
出版社
小学館
発売日
2001-03-01
ISBN
9784093860727
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世界の中心で、愛をさけぶ / 感想・レビュー

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HIRO1970

⭐️⭐️⭐️片山さんは初挑戦でしたが、事前に思ってたのよりやられました。大分前に映画かドラマにもなって話題になっていたのは覚えていました。分量的には軽くサラッと読める本ですが、なかなか侮れない深い真理を若者目線で描き出す事に挑戦しており良作です。特に若い方々にオススメ出来るお話しだと思います。

2015/07/04

恋愛小説ばっかり読んでいた時に読んだ本です。表紙の空の写真が美しいですよね。号泣とまではいかなかったですが最後アキが亡くなった後にサクのおじいさんがサクに言ったことばが泣けました。

パフちゃん@かのん変更

15年前一世を風靡した「セカチュー」絶対に読んだはずだし、朔ちゃんと言う名前も覚えていたのに、殆ど忘れていました。改めて読み、改めて感動しました。リクエストハガキの件が不吉で切ないけれど、そうか、そうだった。祖父の恋愛の話、アキの骨の話。そして10年後、そうだったか。うん、それでいいんだと思った。

2016/03/17

おっとっとっ

あっという間に読み終わったこの本 内容はよくあるパターンなのに、何かいつもと雰囲気が違うのがまた良かったです👍 切ない恋愛系です。

2022/03/11

寛生

【図書館】確かに哲学的文芸書としては素晴しいし、ピュアな出来だと想う。僕がもう少し若ければ感動して泣きくずれることができたかもしれないが、歳を重ねてきたからなのか、プロットに、うーん、と唸る。前著で片山は自身の小説でも「死」への取り組みを認識し、20、30代の小説家は恋愛が描けなくなっているのではないか(276-7)と危惧しているが、死を持ち出すのであれば、もう少しコテコテとした愛と死を隣り合わせにして欲しい。しかし、死、不在、灰、死者、祈りと面白い数々のテーマはある。「灰」はデリダを想わせる。

2015/12/09

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