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ボーイズ・ビー

ボーイズ・ビー

ボーイズ・ビー

作家
桂望実
出版社
小学館
発売日
2004-03-01
ISBN
9784093861335
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ボーイズ・ビー / 感想・レビュー

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紫 綺

母を亡くした小学生の兄弟とオーダーメイド専門の靴職人にして偏屈ジジイとの不思議な交流を描く感動作。張り詰めた糸はいつ切れるかわからない。気付いて弛めてやれるかどうかは、人と人との繋がりなんだ。

2015/08/02

パフちゃん@かのん変更

靴職人栄造のキャラがいい。本当は寂しがり屋なのに依怙地で、口が悪いけれど優しくて、人にこびない所がいい。そして母を亡くして自分も寂しいのに一年生の弟を気にかけてお兄ちゃんらしく無理している隼人、健気です。心温まるいいお話でした。ただ、お母さんの双子の妹の美佳さんはどうなったんでしょうね。子ども達は美佳必要なしという感じでしたが。お父さんと美佳はどう思っているんだろう。ところで、栄造さんの手作りの靴、履いてみたいです。猫弁にも出てきたけれど、オーダーメイドの靴って素晴らしく履き心地がいいんだろうな。

2015/09/05

ゆみねこ

母を亡くした小学校6年生の隼人は、消防士の父と小1の弟を気遣い、自分の悲しみを表に出すことが出来ない。弟の絵画教室を待つ間に腕は良いが偏屈で頑固な靴職人栄造と知り合い、二人の交流が奇蹟を起こす。とても素敵な物語でした。隼人の健気さに泣きそうになってしまいました。お勧め本です!

2015/08/17

ミーコ

とっても良いお話でした。心が暖まります。靴職人の偏屈なオジイサン 栄造さんが不器用だけど 本当はとても優しくて 隼人の心の支えになって行く。 お父さんにはイラッとしたけど… 寂しさや辛さを堪えて、お兄ちゃんだから と頑張ってる姿が痛々しい…。これからも色んな問題にぶつかるだろう。だけど隼人くんなら大丈夫!応援したくなります。感動の1冊になりました。

2014/04/18

ちょるる

読了後胸がじーんとして、とても良かった。小学6年生の隼人が、小さいのに背負っているものが大きすぎて大丈夫だろうか?と心配し、父親の正和を腹立たしく思ったり…でも悲しみは大人でも子供でもお兄ちゃんでもお父さんでも弟でも一緒。隼人を支えてくれる?隼人に支えられる?偏屈な?70歳の靴職人の栄造が良かった。隼人君、大介君、そんなに早く大人にならなくていいよ~と思う。

2015/09/07

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