あおい
あおい / 感想・レビュー
ぶんこ
私にとっては西加奈子さんの作品には好き、苦手と別れるのですが、こちらは苦手。途中でギブアップ。登場人物に感情移入できず、若い感性に戸惑いのみ。
2016/10/19
美登利
ええなぁ~。なぜか西さんの小説を読むと途端に関西弁を使いたくなります。読んでる途中に友人などからメールが来たりすると、つい打ち込みそうになってしまいます。(笑) もちろん住んだことも無いですし、ずっと使い続けるほどの器用さもないのですけど。これがデビュー作なのですね!やはり割と好きな作家さんだと読んで納得しました。何だかごちゃごちゃしたような、回りくどいようなわかりにくい文体、でも心にすっと入ってきて馴染むような感覚、好きだなぁと思います。とても瑞々しい感じがしました。二作とも良かったです。
2014/03/09
どぶねずみ
『あおい』と『サムについて』の2部構成。『あおい』が生をテーマにしてるなら、『サムについて』が死をテーマにした話かな。そこまで大袈裟じゃないけど。よくある話で、感動はしなかったな。
2016/12/15
K(日和)
2018年小説1冊目。「サラバ」文庫版の又吉さんの解説で見かけて。西さんは小説を書くことに対して初めから意識的だったのかなぁ。加えて何かしらのマイノリティである人を散りばめることにも。
2018/01/07
atori
作家生活10周年記念作品「サラバ!」を読み終え、もう一度デビュー作に立ち返って読んでみたくて再読。 最近の作品の方が、言葉の使い方に慣れて格段に表現が自由になっているなと感じながらも、デビュー作の段階で西さんの持ち味や個性は至る所にあらわれていた。 決して立派なものや誉められたものじゃないけど、手探りでどろりとしていて純粋な、20代後半の気持ち。 時々、ぐっと刺さる言葉が現れる。「誰かのせい云々」の記述には痺れた。「サムのこと」のアリは一編目の二人の子? というか文庫はもう一遍入ってるの? 読みたい!
2014/12/02
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