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そのときは彼によろしく

そのときは彼によろしく

そのときは彼によろしく

作家
市川拓司
出版社
小学館
発売日
2004-03-31
ISBN
9784093861380
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そのときは彼によろしく / 感想・レビュー

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おつまみ

すごく印象に残っているラブストーリーであり、恋愛小説である。再び出会う二人の印象が強すぎる。終盤での再会はすごく良かったし、離れているけど、それだけ結びついている二人には仲良く暮らして欲しいと思った。大学時代に読んだけど、今読んでも印象に残る作品となっている。市川さんらしい、ある意味で閉じた世界の物語なんだけど、それが自分の世界観にある程度合致していることで、ますます印象がよくなっていく。いまあいとは違った物語である。

2021/05/30

ひめか*

佑司、智史、花梨、犬のトラッシュ、14歳の時子供たちだけの場所で遊んでいたあの頃の記憶。3人はどんな時も一緒だった。それから15年経った今、智史は花梨と思わぬ形で再会を果たす。それぞれ幼い頃の夢を叶えていたね。後半は一気にファンタジーに。夢の世界に行って眠り続ける佑司を助けるために、花梨はまた出ていってしまうけど、私はまた彼女が戻ってきてくれることを信じていた。3人は”強い結びつき”で繋がっている。だからこそ、音信不通でも15年経っても会えたんだ。夏目と美咲もそう。懐かしくて不思議な気持ちになるいい話。

2017/06/08

アイシャ

13歳の時に出会った友情、初恋、それが永遠になる。その時の経験以上に心躍るものは他になかった。そんな二人の少年と一人の少女の物語。主人公の智史、本当にこういう人がいるのなら私も憧れる。花梨曰く、全然孤立することを恐れず、人と同じようにしようなんて気がまったくなく、自分だけを信じて、少しもゆるぐことがない。それでいて肩に力が入ってない、自然体。水辺の植物や生物が好きで、それを仕事にした智史。作者の美しい言葉に彩られる、輝きの薄れない初恋。眠り姫の花梨をいつまでも待つ主人公。美しい物語だった。

2022/12/28

あみやけ

正直なところ、テーマも内容もあまりわかりませんでした😅なんと書けばいいやら。★3

2022/10/15

mazda

独特の表現力で、引き込まれる感じだった。長いときを経て、3人が再会する様子がうまく描かれており、気がついたら一気読みしていた。

2013/06/18

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