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ミシン2 カサコ

ミシン2 カサコ

ミシン2 カサコ

作家
嶽本野ばら
出版社
小学館
発売日
2004-07-01
ISBN
9784093861410
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ミシン2 カサコ / 感想・レビュー

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青蓮

パンクバンドを舞台にしたミシンとカサコの物語。前作も遥か昔に読んでるけど残念ながら内容は忘却の彼方です。ここに登場するファッションブランドがとても懐かしい。読んでいて面白い/面白くないと言う前に、ミシンとカサコの若さゆえの言動や振る舞いが、何だか気恥ずかしく感じてしまって読むのが苦痛でした。彼女たちの中に過去の自分がいるから余計にそう感じるのかも。なんとか最後まで読んだけど、正直、この物語を楽しむには私は年を取りすぎてしまったのかなと言う印象。そういう意味では野ばらさんの作品は乙女の為の文学かもしれない。

2016/06/03

亜希

再読。初めて読んだ高校生の時のようにはのめり込めませんでしたが、あー私こういう実在するアーティストやファッション名が出てくる小説が好きだったなーと懐かしい気持ちになれました。MILKのバッグもSUPER LOVERSの財布も持っていたし。残念ながら大人になったいま読むと、若いなぁ幼いなぁみんな面倒くさいなぁ…くらいにしか私には思えないけれど、好きな人は一生好きな作品だと思います。

2016/07/17

ゆきちゃむ

【図書館】MILKにスーラバたくさん出て来て、めちゃくちゃなとこがいいな〜。傘子の長い台詞がいつもかわいい。20150301-19

2015/03/02

スナフキン

「ミシン」の続編。ミシンはとても格好いい女の子だった。パンクの精神そのものだった。だからこそ、美しく人生を完結してほしかった。フィクションなのだから、それは可能だった筈だ。語り手の「カサコ」は主人公を張れるだけのキャラではない。相当無理して続編を書いた感がある。期待して読んだだけに、残念だった。どれでも、凡百の小説よりは面白いのは流石だった。

2018/12/18

YUKA

前作のミシンよりもさらに、全体を通してパンクな雰囲気に満ちていて、好きな雰囲気だった。 ミシンは結局、優しすぎるんだな…と思った。そして「崇拝」ってこういうことだよな、とも思った。 カサコはミシンのこと大好きとは言うけれど、ありのままのミシンは認めないし理想を押し付ける。 強がってはいるけど優しいミシン、やっぱり魅力的。

2023/08/21

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