ひとりずもう
ひとりずもう / 感想・レビュー
とん大西
ペットへの願望や理想の好青年、一目惚れで始まった片想いの話しなど…おバカな妄想がたまらなく面白い。「まる子、女子校に行く」てな感じでどこか冷めてて、でも和でユルフワな青春エッセイ。これだけ笑えるなんて、やはり、さくらさんの書きっぷりは唯一無二。言葉がまる子のボヤキになって聞こえてくるあたりも、ならでは。あとがきでカミングアウトしてくれた表紙の絵に爆笑です(^o^)
2022/09/12
おしゃべりメガネ
さくらももこ先生の中学から主に高校、そして短大からデビューまでを書いたエッセイです。さすがに思春期な年頃を書いているので、これまでに出てくるバカっぽさはだいぶなくなってしまっているのが残念ではありますが、青春時代ならではのエピソードが満載です。特に漫画家としてデビューするまでの紆余曲折的なくだりはやっぱり読み進めていて、こちらも引き付けられました。一番ココロに響くのはあとがきに書かれているコトで、「夢は叶う」的な安易なアドバイスをしないトコがさくら先生らしいなぁと。自分を信じるって大切なコトですよね。
2018/10/12
馨
さくらさんのエッセイは、ホントにおもしろくて思わず笑っちゃう話ばっかりで大好きです。
☆よいこ
中学生から高校生、漫画家デビューまでの青春時代を描いたエッセイ集。バカな男子が嫌いで女子高を目指したことや、おしゃれに全く興味なかったはずなのに、だんだんと友達に影響されて変なスカートをはいちゃったりなど。思春期の痛いところ悲しくも情けない姿を余すところなく語る。笑える。よみやすく、笑える。▽受験のための模擬テストで書いた作文が「清少納言が現代に来て書いたようだ」と褒められ嬉しかったというエピソードがある。
2018/08/29
ぶんこ
学生時代の何もしない度大にびっくり。また下ネタばかりの導入部には引いてしまい、読むのをやめようかとおもったくらいでしたが、高3からの怒涛の漫画家志望への努力を読めて良かったです。
2018/06/04
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