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福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説

福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説

福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説

作家
清水義範
出版社
小学館
発売日
2006-09-16
ISBN
9784093861670
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福沢諭吉は謎だらけ。心訓小説 / 感想・レビュー

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きさき

★★★★★: こういう本は文学好きにはたまらない。とても興味無く読めました。読みやすいのも良い。それにポスターがついてくるw

2021/12/26

hanagon44

福沢心訓を心の拠り所として高度経済成長期の一会社員として生きた父からスタートして,その影響を受けた息子,孫の代までの流れの中で,この心訓が福澤諭吉の手によるものかを探っていく。あまりに影響力のある人物だったがゆえに,その時々の思惑のある人物が隠れ蓑にし,自分の主張や誘導したい世論形成に利用され,実像が見えにくくなっている可能性を認識できた。「頭のいい,天邪鬼な,反骨精神のある,ちょっとしゃべりすぎの,家族を大事にした,自分のルックスがいいのを少し自慢していた,信念のある教育者」という要約が何かいい感じ。

2016/03/12

ひとみ

福沢心訓、少し記憶に残ってました。福沢諭吉が書いたものではなかったのですね。でも和男にとってこの心訓は人生を変えるものだったのですね。和男の老後に対して家族がとても優しいと思いました。それも和男が若いとき困った親戚の老人を助けたというのもあるかも。最後の謎解きが面白かった!福沢諭吉、認知症のこともよくわかり、とても面白かったです!

2015/12/20

湯一郎(ゆいちろ)

メインで扱われる心訓は知らなかったけど、たしかに世の中にはこういう教訓がたくさんあるな。五章で扱われる教訓のいくつかは見覚えがあるし、子供の頃に暗唱したものもある。つもり違いなんかは、先日行った新潟では上杉謙信の言葉として土産物屋で売られていた。本当のところは謎のまま、作家の想像をもって推理とする。興味深いミステリ小説だった。

2018/07/10

sine_wave

 福澤諭吉の心訓なるものを知り、それについての本をさがしていたら、どうも偽物らしいとのこと。その内一番のお気に入りは「世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。」  小説としては物足りない。

2017/03/03

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