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きょうの私は、どうかしている

きょうの私は、どうかしている

きょうの私は、どうかしている

作家
越智月子
出版社
小学館
発売日
2006-11-24
ISBN
9784093861793
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きょうの私は、どうかしている / 感想・レビュー

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どんぐり

2006年に出版された越智月子の小説家デビュー作。アラフォー独身女性の「生と性」を自虐的に描いたR-40指定11話。肉体的な翳りを覚える年代の女性が読むと、さらに落ち込むか、「わかるわ」とほくそ笑むかもしれない。男子禁制の触れてはいけない沼地に立ち入った気分。

2017/02/24

なっち

以前、『モンスターU子の嘘』という本を借りたものの読めなくて、越智さん初読みです。40代の女が忍び寄る老いやコンプレックスやいろいろなものに対峙?する短編集。私も同世代なので、思うところも多く…今度は長編も読んでみたいです。

2017/06/21

アコ

タイトルと表紙に惹かれて初読みの作家さん。これがデビュー作とのこと。11篇収録の短篇集。このページ数に11篇なのでひとつひとつは短いし、まっすぐな文章は読みやすく情景描写が生々しくも上手いので短篇映画を観ているような気分にもなったけれども、全体を通して湿り気のある重さを感じる。40目前の独身女性たちが感じる孤独感や焦り、衰えへの恐怖がテーマなのでそうなってしまうのかもしれない。って他人事とはおもえないものもいくつか。…ギスギスせずゆるやかに年を重ねていきたいものですね、本当に。

2015/02/03

むぎじる

アラフォー女性が登場する連作短編集。女性の舞台裏というか、隠された本能を描写しているのか、陰湿で汚らしくて嫉妬深くてなどなど、嫌悪感を覚える描写が多かった。読後感は、ジメジメと湿った印象を受けた。

2013/03/06

ヨウイチ

×短編集ですが1話のごとの小説が短すぎて… アラフォー女性を主人公とした話ですが、基本的に恋愛ベースの話でした。 もう少し、内容が欲しかった。

2022/10/08

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