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変身

変身

変身

作家
嶽本野ばら
出版社
小学館
発売日
2007-03-30
ISBN
9784093861854
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変身 / 感想・レビュー

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TARO

カルーセルエルドラドの描写に圧倒された。ここまでの熱量で、一度も見たことが無いので残念。カフカに倣い、変身後に人間の醜悪さを抉り出す話かと思えば、そうでは無く、おちゃらけたコメディだった。

2024/08/01

miki

ある朝、目が覚めると誰しもが頷くイケメンになっていた俺。今作も笑いの要素がふんだんに盛り付けされていましたが、ヒロインがゲロ子はない(笑)悪いか正しいか、美しいか間抜けか、目に見えるものもそうでないものも、これらの判断は常にレートが揺れるもの。美醜の存在は認めるけれど、それが必ずしも絶対的な価値観ではないんだろうな。美学というなの性格や行動のヒロイズム化も考えようかもしれない。

2014/11/15

たくのみ

カフカではなく、『ハンサムスーツ』だった。売れない漫画家が、イケメンになって、勘違いしながらも、その薄っぺらさに気づいていく…本当に自分が求めていたものなんなのか、純愛を変化球で描く、嶽本のばらさんらしい一筋縄ではいかないお話。豊島園のエルドラドで募金を続ける、グリッタ嬢のような非モテ女子が本当のヒロインというのがスゴイ。

2014/12/07

かりん

嶽本作品2作品目。外見より中身が大事ってことなんだろうな・・・それは解かるが、物語に入り込むことができなかった。好き嫌い分かれる作品に思う。

2015/04/12

商業主義の地獄ゆき

再読。何度読んだか分からない、大好きな本。野ばらんが珍しく、外見より中味だと主張します。私は売れてからの星沢皇児の中味もかっこいいと思うんだけどなー。一貫性があっていいじゃない。/『カルーセル』ではなく、『エルドラド』です。読んだ方はお間違えのないように。

2013/01/15

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