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人は、永遠に輝く星にはなれない

人は、永遠に輝く星にはなれない

人は、永遠に輝く星にはなれない

作家
山田宗樹
出版社
小学館
発売日
2008-06-01
ISBN
9784093862226
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人は、永遠に輝く星にはなれない / 感想・レビュー

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初美マリン

病院内の医療相談所、こんなにスムーズには、いかないだろうと思いました

2019/02/13

taiko

87歳の独居老人寛治は、身の回りのことは一通り問題なく出来てはいたが、その孤独と日々戦っていた。一方、医療ソーシャルワーカーの千夏は、様々な問題を抱えた患者やその家族の相談に乗る日々を送っていた。…寛治さんの車の運転のシーンが怖かった。池袋の事故の運転手もこんな感じだったのではと、高齢者の運転への不安が益々募ってしまいます。MSWの仕事についても、改めて知ることが出来ました。そのハードさに立ち向かう千夏に頭が下がります。人間なんて流星と同じ。タイトルの意味を語るラスト2ページにグッときました。良書です。

2019/10/04

白のヒメ

41歳の病院付きの医療ソーシャルワーカーの奮闘物語。主人公が年齢が近いせいもあり、私の仕事も無関係ではない分野の物語なので興味深く一気読みした。しかし、なんとも大変な仕事だなとしみじみ。人間相手の仕事は面白みがあるけれど、本当に難しい。相手が具合の悪い人だったらなおの事だろう。とても社会勉強になった一冊でした。

2016/10/08

choco

山田宗樹さんの作品を読み漁ろうとしている私です。こんなアツい人が一人や二人いて欲しいよね。NSWに。

2016/08/04

ゆみねこ

病院に勤務するソーシャルワーカー猪口千夏の物語。事故で体の自由を失った36歳の加藤、1人暮らしの西原寛治老人、子宮体がんの福谷真紀など、1人1人の相談者の気持ちに寄り添い真摯に対応する姿に頭が下がる。人の一生は一瞬の輝きかもしれないが、限りある人生を無駄に生きたくないと思った。好みは分かれるかもしれないけど、私には読み応えのある一書です。

2013/12/25

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