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寂しい写楽

寂しい写楽

寂しい写楽

作家
宇江佐真理
出版社
小学館
発売日
2009-06-26
ISBN
9784093862509
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寂しい写楽 / 感想・レビュー

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keiトモニ

“それがしは役者の素顔をつい思いうかべてしまうのでござる。いっそ役者の素顔が感じられる役者絵を描いたら面白いのではないかと…”☜なるほど、それがあの絵。しかし役者の素顔ね…写楽さん、そうかもしれんな。幾五郎“結局写楽の絵は売れなかったからねぇ。この間山谷堀の柏屋へ寄ったら、お内儀の奴、台所の襖の破れを写楽の雲母摺りを貼って隠してたよ…あの調子では厠の壁にも貼りかねないと思ったよ”☚こりゃほんと寂しいね。京伝よ、これじゃ落し紙にもされそうだなぁ。なになにTSUTAYAは“蔦屋重三郎”にあやかってツタヤかよ。

2017/02/24

カザリ

そっか、再読だったのか。現在宇江佐真理祭中だけど、伊三次シリーズ以外はいまのところ、感情移入できず。。ストーリーが地味というか、江戸知識のウィキになっている、、、ような気がする。これ、一度読んでいたのにnまったく思い出せなかったしな。。

2017/04/30

さなごん

2015年ラストの1冊に選んだんだけど読み進めるのがしんどい本でした。写楽のことはよくわからなかったな。

2015/12/31

ドナルド@灯れ松明の火

蔦屋をめぐる役者絵、読本、黄表紙等の作家たちの関係がよくわかった。しかし中盤はどちらかというと、江戸時代のおさらいをしているようで、小説としてはどうだろう。登場人物の通り名とその後の作家名が入り繰ってややわかりづらかった。

2011/02/19

るすみら

宇江佐真理さんの写楽本ということで手に取ってみた。山東京伝、葛飾北斎、十返舎一九などの面々と、江戸期の重要な出版人・蔦屋重三郎に焦点を絞った物語。名を成す前の一九や北斎の姿は、想像力をかき立ててくれ楽しかった。ただ、一冊の本としては散漫な印象も強く、食い足りないものが残る。作者が歳を重ねてから、またこの時代の話を書いてくれると、もっと良い本が出来るかもしれないな、と思う。

2009/09/28

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