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特異家出人

特異家出人

特異家出人

作家
笹本稜平
出版社
小学館
発売日
2010-08-01
ISBN
9784093862820
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特異家出人 / 感想・レビュー

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ミーママ

図書館の本📙 最後はハッピーエンドで良かった❗ こんな偶然現実には少ないとおもうけど小説だからいいのだろう。2020-60

2020/08/28

キムチ

主人公は堂園刑事 そこに上司の高平、浜中、大迫といった同僚との縦横の絡みが展開する警察小説。ちらちら、お定まりのキャリアへの不満、桜田門は出てくるが、全体として笹本氏の描き方は気持ちがいい。今回の事件は資産家の失踪(このタイプを特異家出人というようだ)をめぐり、犯人と刑事に運命の縁、80年近くも前の事件性を持った4人の男女が影を落とす。意外ときら星は菜々美ちゃん。最後、時を経て再会する高齢のカップルに「お爺ちゃんの恋人は私よ」の言葉で口元が緩んでしまった。拉致・籠城の場面がちょっとくどい嫌いはあったかな。

2013/12/26

ゆみねこ

孤独な老後を送る資産家の老人と一人の少女の交流。突然行方不明になった老人を気づかう少女の願いで捜索活動をする刑事。人間のつながりがありえないという場面が多々あるけれど、最後は良い終わり方なのでよし。戦中戦後の混乱期を生きた人たちの青春期のお話が絡んで、ちょっと切ないシーンも。2時間ドラマにしたら結構面白いかも?

2011/12/18

そのぼん

とある老人が行方不明になったことからストーリーが動いていきました。ページ数の割に早く読めました。 オチにも納得しました。

2012/01/02

冴子

久しぶりの笹本作品。刑事ドラマなのに、しっかりとした構成と好感の持てる他県刑事との連携。 自分の祖父と特異家出人との関連を軸に、過去の事件が明らかになる経緯が面白かった。 警察って事件が起こらないと動かないものなのに、それを防ぐことの方が大切なことをもっと自覚してほしいものだ。

2014/01/08

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