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神様のカルテ (2)

神様のカルテ (2)

神様のカルテ (2)

作家
夏川草介
出版社
小学館
発売日
2010-09-28
ISBN
9784093862868
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神様のカルテ (2) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

あぁ、この満天の星空は神様がカルテに書き込んだ、最後の処方箋なんだなと思ったら泪が溢れました。 前作より格段に洗練された筆捌き、随所に散りばめられた珠玉の言葉、これは至高の小説です。 ふと顧みて、私はイチ先生にハルさんを放ったらかしてまで診てもらえる患者になれるか!? 反省です。 m(_ _)m

2011/03/02

takaC

泣けた。泣いた。前作と比しても飛躍的に洗練度が向上している。スゴいドクトルだな、作者。続篇期待。

2011/01/31

hiro

私の1を読んだ感想に対して、紫綺さんから「小説は2のほうが良かったですよ。ぜひ読んでみてください♪ 」とコメントをもらい、すぐに図書館で予約しました。1はハートフルな物語というイメージでした。この2では正面から‘24時間、365日’の地域医療を扱っており、家庭を二の次にして働く医師たちを守るためには、私たちは夜間救急外来で、花粉症の目薬をもらいにいくような非常識な行動を慎まなければいけないと、強く感じました。3の連載が『STORY BOX』で始まったようですが、3では辰也家族の再生物語を期待します。

2012/02/26

とら

今日住んでるマンションの下でいつもと変わらずゴミ収集車が稼働していて、大晦日なのに大変だなあと思った。医者だってそう。特にこの本の舞台の田舎の救急外来なんてさらに忙しい。大切な人と過ごせる時間は当然の様に減っていく。なのに患者無茶を言うしたった一日体調を崩して休んだだけで医者失格などと言う。さらには院長まで少しの無理も許してくれない。でも違う。彼らは”医師”である以前に”人間”なのだ。それでも「良心に恥じぬことだけが我々の確かな報酬である」から働く。今年最後の本でした━来年も皆さんよろしくお願いします^^

2012/12/31

文庫フリーク@灯れ松明の火

もはや医療ファンタジーと呼びたい読むクスリ。乾いた心と目に潤いを。医師としての体験や現実の重さをしっかり感じつつ、辛い話を身構えること無くすらすら読めるのは、著者の人に向けるまなざしの優しさでしょうか。前作以上に信州の自然描写が素晴らしく、郷土愛感じます。温かな涙誘うエピソード盛り沢山。ひとつだけ触れるのはネタバレ有りでも難しい。紡ぎ手としての成長感じます。その分先が読める為、突発的な涙腺刺激は弱いかも。山の神なのに《山の精》のような細君・ハルさんが癒しとして絶妙。

2011/05/25

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