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夢で逢いましょう

夢で逢いましょう

夢で逢いましょう

作家
藤田宜永
出版社
小学館
発売日
2011-02-09
ISBN
9784093862967
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夢で逢いましょう / 感想・レビュー

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kishikan

タイトルになっている「夢で逢いましょう」という言葉に惹かれこの分厚い本を購入。そう、これは60年代から70年代を少年そして青春時代として駆け抜けてきた人達のためのミステリー。お笑い三人組をはじめ、TVやラジオ、唄や社会、街並み全てがストーリーに活きて、まるで思い出の宝石箱のようだ。始めの部分は、懐かしい歌や出来事を無理やり物語にしつらえた、という感もないではないが、中程からはミステリとしても面白く、ジェットストリームを絡めた話などは、読ませてくれます。でもこの本、若い人達には受けるかなぁ。それが心配。

2011/07/15

みんさね 

ミステリー要素はおまけみたいなもので、人物相関と青春時代回顧が読みどころ。年代的には約一回り半上の方達の話ですが、曲も番組も商品もみんなわかって楽しめました。頁数苦になりません。しかし、「バットがない。タマもない。・・・グリースをたっぷり塗り込んだ小さなキャッチャーミットがふたつ、・・・」スゲー表現。

2012/01/05

hideboo

かつての“お笑い三人組”が五十年の時を経て再び巡りあうって、想像しただけでも素敵な事です。元気な二人と傷心気味の一人も、イザとなれば行動力を発揮し、未だ現役であるところを見せつけられました。自分も含めて、今の若者のほうが元気がないように思えるほど、ワクワクして500頁超のボリュームをものともせず読み進められました。所々で自分だったらと考え込んでしまい、10年後、20年後に再読したい作品です。

2011/05/29

むぎじる

不動産会社社長の大道清史が、昔飼っていたオウムのオードリーの捜索を探偵の及川三郎に依頼する所からこの話は始まる。オウムを探していくうちに、小学校の頃「お笑い三人組」と呼ばれていた、友達の昌二や誠一郎に出会う。捜索の過程でさまざまな人々にも出会う為、登場人物がとても多かったのだけど、こんがらがる事無く読み進められた。時代描写がとても細かく書かれているため、日本が一番元気だった1960年以降にタイムスリップできたような楽しさが味わえた。

2012/02/29

いもぷ

私には世代が上過ぎてノスタルジックなことは全然わからなかった、残念。この作家さん、年配でもかっこいい人ばかり出てくる作品が多かったけど、現実っぽい歳相応のおじさん達でよかったです。

2011/09/20

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