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せきれい荘のタマル

せきれい荘のタマル

せきれい荘のタマル

作家
越谷オサム
出版社
小学館
発売日
2011-01-18
ISBN
9784093862974
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せきれい荘のタマル / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

久しぶりの越谷さん作品です。たまにはポップでライトなモノを思い、手にとりましたが意外とシリアスな部分もあり、予想外な作品でした。とにかく何事にも'全力'な大学の先輩「タマル」と同じ『せきれい荘』に住む「石黒」は不思議な間柄でなぜか一緒にいる機会が多くなります。最初は「タマル」の全力っぷりが鬱陶しかった「石黒」も徐々に慣れてきてしまいます。そんな中、二人の属する映検サークル内でちょっとした事件が起き、思わぬ方向に事態は展開していきます。個人的には最後まで「タマル」のピュアぶりが馴染めず、残念な感じでした。

2018/10/31

kera1019

さすが越谷さん。キャラクター造形が抜群でゆっくり進んでいくストーリー展開に気持ち良く読ませてもらいました。程よい恋心とか程よいアクシデント、程よい青春に程よく温かくなりました。

2014/09/27

ダイ@2019.11.2~一時休止

うざすぎるタマルを見事に印象を変える展開がイイ。

2014/03/17

takaC

寿史は何がしたいわけ?主人公がそんなだから、こんな締まりの無いエンディングなのですね・・・

2012/12/29

七色一味

読破。越谷オサムさん3冊目となりますが、『陽だまりの彼女』『いとみち』とはまた違った学園モノの作品です。一応語り部としては石黒くんを配しながらも、この小説の肝はタイトル通りタマル先輩。が、この人が心優しき(と言うか、鼻持ちならないほどのおせっかいの間違いか?)トラブルメーカー(と言うほど可愛くない、空前絶後抱腹絶倒七転八倒なトラブルメーカー)で、石黒くん巻き込まれっぱなしで実に哀れと言うか…。そんなトラブルにもめげず、石黒くんはちょっとずつ、大学生活に慣れていくんですね(というか、タマルめいてく…)。

2011/12/03

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