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ほんとうに誰もセックスしなかった夜

ほんとうに誰もセックスしなかった夜

ほんとうに誰もセックスしなかった夜

作家
唯野未歩子
出版社
小学館
発売日
2011-11-28
ISBN
9784093863148
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ほんとうに誰もセックスしなかった夜 / 感想・レビュー

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かんちゃん

初唯野未歩子さん。失礼ながら女優さんであることや、本書以外の作品があることなどの知識は皆無でした。 女性美術教師の不倫と宗教と愛と生を描いた作品ですと言い切ってしまうと、本書のニュアンスが全然伝わらないですね(~_~;) 女性ならではの、現実と空想の端境や少し霞みがかった空気感が著者の持ち味かどうかは、この一冊しか読んでいない私にはわかりません。 他の作品も読んでから判断したいと思います。

2015/05/31

skellig@topsy-turvy

表紙に惹かれて。恋愛小説はどちらかと言えば苦手なんだけど、文章が綺麗で淡いせいか読みやすかった。不倫の恋にありがちなナルシズムとかえげつなさはほぼない。穏やかな水彩画めいた全体的雰囲気と両立は難しいかもしれないが、主人公の母に対する複雑な感情をもう少し掘り下げても面白かったかも。中々好みだった。

2012/11/20

神尾@図書館でバイト中

タイトルに惹かれて。主人公にとって「神様」ってなんだったのだろう。恋人を神聖視しているのかと思いきや、神様のせいで恋人を捨てたとか、ちょっとよくわからない部分もあった。文章は綺麗。叩くと高い音で短く響くようなイメージ。色彩が文字から溢れてくる。特に117ページから始まる交接のシーンはあられもなくすべてを描く猥褻さを持ちながらも、うすぼんやりした部屋の色彩や肌の熱さを気持ちよく伝えてくる。いやらしさより美しさが数段上であったように思った。

2013/10/26

Monsieur M.

うーん。 これはちょっと、わたしにはしっくりこなかったなあ。 残念ながら……。

2015/04/13

Hachi

どこに向かうのかが見えないため、つまらないと思う人も多そう。ただ淡々と静かに語られる文章が、まるで映画のような美しさを伴う。現実的、というよりは幻想的なほわほわとした印象。個人的には好きな本。

2012/04/01

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