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モンスターU子の嘘

モンスターU子の嘘

モンスターU子の嘘

作家
越智月子
出版社
小学館
発売日
2012-01-01
ISBN
9784093863209
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モンスターU子の嘘 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

読んだ後、「後悔」とまでは思わなかったにせよ、残念ながら「良かった」とまでも思えませんでした。読む前はその装丁から勝手に真梨さんの『殺人鬼フジコ』的な展開を期待してしまったのですが、残念ながらそんなスピード感はなく、主人公の「性悪」ぶりも正直、そうでもなく、インパクトも薄かったです。悔しいのですが、久しぶりに「帯」のフレーズに少し騙された感があります。そういう意味ではタイトルの「嘘」にリンクするかもしれません。読みやすく、文章の雰囲気は好きなんですがタイトルにあるようなモンスター感は全然なかったです。

2013/08/28

takaC

いや〜怖い怖い。でも最後の終わり方これはどうかな。ところで表紙の絵は詩子さんだよね?胸あるじゃん。ちなみに自分にとってはU子さんと言えばオバQのU子さんなので彼女のおさげがずっとちらついていて困った。

2014/12/27

みんと

服役中、出所後、そして若かりし日の詩子。 本当の彼女は純粋で優しい女性なのだろうか。 変わってしまった悪女の詩子が最後に呟くひとことに本来の姿が垣間見える。 中盤が中だるみ気味で飽きてしまったので、もう少しドキドキするようなエピソードが散りばめられていても良かったかな。

2015/06/01

barabara

淡々とつかみどころのない悪女と呼ばれる女を追った話。『悪女について』を素人版。幾面もあると思われた女の顔がせいぜい二面ほど、ミステリアスでも何でもない、単なる強欲な悪、という感想。途中で話が平坦になりすぎて退屈した。個人的には時代も鑑みて、野村さちよを連想した。

2012/03/05

Satomi

モンスターU子、石山詩子。男だけでなく女をも魅了する悪女。彼女に惹かれて翻弄される人々。大物政治家も、暴力団も、思想家もイチコロ…。ただ読み手である私にはその魅力がどこまで読んでも伝わってこない。このタイトルにこのイラスト。グチョグチョドロドロの悪女の物語を想像していたがモンスターというほどでもない。こういう人いるよね…という感じ。嘘に嘘を重ねた彼女の人生。ラストまで読んでも結局どれが真実なのか分からない…。消化不良。

2017/06/12

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