神様のカルテ 3
神様のカルテ 3 / 感想・レビュー
射手座の天使あきちゃん
「医は仁術」の路を登りながら、こう考えた。「医局」に働けば先がある。開業に走れば金になる。臨床を通せば過労死だ。とかくに地域医療の世界は住みにくい。 (>_<) 東西さ~ん 泣きたくなければ「優し過ぎる男」と「夢を追いかける男」を好きになっちゃダメ!!(笑) 今回も涙しました。夏川さん ありがとう♪
2013/01/14
takaC
もとより東西直美贔屓の自分としては第二話「秋時雨」が好きだな。因みに私の本籍地は池田町なのだが、島内さんはウチの親戚の酒屋で酒を買ったりしてるのかな。
2013/03/27
zero1
続けることが大切なのは読書も同じ。人間ドラマ全開!医者や患者にはそれぞれ事情がある。病院を抜け出す横田。祭りで彼がしていたことは?新任の小幡という女医は内視鏡の使い手だったが問題が。彼女の事情は後半明かされる。外科医の次郎は大学に戻る前に大手術を担当。一止は自信を失うものの、進む道が見つかった屋久杉にハッブルの話で励まされる。この場面は秀逸!そして一止は決断する。屋久杉は下宿を去るものの、戻る人あり!榊原と東西のエピソードもこのシリーズらしい。この後、医学生時代の一止を描いた「0」はあるものの、4は出る?
2019/01/19
hiro
いつもの地方病院で働く内科医の物語だが、森見さんを思い出すいつもの古風な文章で書かれたこの小説を読んだあとは、信州の温泉に入った後のようにさわやかだった。1・2では思いもしない進路を一止先生が取ることになったが、医師という職業は無知であることがすなわち悪であるということがよくわかった。でも、あの島内老人は、あまりにも医師側に優等生のように思えた。‘嵐’のシーンは、夏川さんの映画に対するお礼なんだろうかw 映画では外村看護師長を吉瀬美智子さんが演じていたが、私は小幡先生も吉瀬美智子さんをイメージして読んだ。
2012/11/29
文庫フリーク@灯れ松明の火
「背中の龍で治療は変わらねぇ」感想に、島内老の言葉を拝借すれば「この世知辛い世の中で、青臭いことを生真面目に、丁寧に、紡いだシリーズに出会えるとは思わなかった。ますます魅力を増す3巻を読めて、私は本当に嬉しかったのですよ、夏川さん」1・2巻に比べれば涙を誘うエピソードは弱い。が、医師としての在り方を自らに問うことで、物語としての深みはシリーズ中、一番強く感じる。イチに大きな転機を決意させる、もう一人の主人公・小幡医師の存在が鮮烈。若き研修医の頃、膵癌で失った夫。最初に膵嚢胞と診断し、経過観察とした→続く
2012/09/23
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