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満天の星と青い空

満天の星と青い空

満天の星と青い空

作家
西森博之
出版社
小学館
発売日
2012-07-01
ISBN
9784093863384
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満天の星と青い空 / 感想・レビュー

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あも

「今日から俺は」の漫画家・西森博之が書いた小説。身も蓋もないこと言うと漫画だったら面白かったかもという残念な出来…。ザックリ言うと修学旅行中に原因不明の文明崩壊が起き、主人公の高校生達が協力しながら東京を目指し、道中で確執が起きたり、ヒャッハーな奴らと対峙したりという王道話。プロットとしてはそんなに悪くないんだが、まず小説としての文章力がかなりギリギリのレベル。日本語がおかしいとかそんな話ではないが、どうにも読み辛くて、そのせいで没頭できない。マンガでは気にならない偽善的な発言も、何故かやけに鼻についた。

2012/07/17

R

いくつも読んできた氏の漫画そのままの雰囲気、内容でありながら、小説らしく暗い部分や陰惨なところがアレンジされている、そんな印象を受けました。氏の作品に共通する友情や、仲間との絆のようなものがしっかりと描かれつつ、いつもどおりのコメディを加えていて読みやすかったです。漫画だったらこう描いたんだろうと、絵が浮かぶようなシーンもあり、氏の漫画を知って読むと、より楽しめると思いました。

2012/12/30

むつぞー

『天使な小生意気』などの作品を描いた漫画家による初の小説作品です。 物語の発想や展開といったものは面白いと思います。 面白いとは思うけど、小説としてはやや問題があるように思います。 特に『』で心情を描いてしまうからか、どこかシナリオというかネームっぽいですし、視点がよく変わるだけに、これは誰のセリフなの?と迷うこともありました。 そのかわり、絵が思い浮かぶ場面も多く、そういった点ではやはり作者は漫画家なんだと思いました。 これは漫画で読んでみたかったですね。

2012/09/14

イケダ5→1

今日から俺はの作者が小説を書いていたことを知って図書館で取り寄せた。 感情がない男子と、小動物の女子。と仲間達が修学旅行中に大変な目にあう話。東京に帰ったところでどうなるのか?それでも家には帰りたくなる。大震災を思い出される話だけど、若者の葛藤と希望を話の合間に垣間見た。 しかしオチがない。うーん。どうなんだろうね。

2014/04/27

八ゲぴゑ口

西森先生の漫画大好きな僕としては小説が出ると聞いた時は、ファッ!?って感じでした。読んでみたらやっぱり面白いじゃないですか、そして小説でも西森節は健在。主人公真吾がどことなく、まーくんに似てると思ったら、なるほどお茶にごす。の前に書いていたネームが元々だとのことで納得。お話としては西森先生としては珍しく人死にが出るほどのシリアス。面白かったけど、仮に漫画として連載していれば、もう少し話に広がりが出たのかなと。だがラストが絶妙にいい。晴れやかな気持ちで読み終えられた

2013/07/14

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