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破産

破産

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作家
嶽本野ばら
出版社
小学館
発売日
2012-11-01
ISBN
9784093863469
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破産 / 感想・レビュー

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tera。

伯爵って野ばらさんがモデルなのだろうか? 一体何なの?この経済観念のなさは。世の中嘗めてるとしか思えない。浪費が原因で破産しそうなのに、家賃が25万のマンションに住んだり、恋人にご飯をご馳走したり。更には出版社からの前借りって、こんなに簡単に出来ちゃうのか・・毎日コツコツ働く会社員からしたら、バカらしくてやってられん。 震災に絡める必要があったのか、ラストがなぜこんなに駆け足だったのかは判らなかったし「魂が震える」作品じゃなかったけど、「働かざるもの食うべからず」ってことだけは判った。

2014/07/14

そうたそ

★★★☆☆ 一体これはどこまでが事実なのだろう。実際にここまで生活は困窮しているのだろうか。それが事実にしろ事実でないにしろ、所々に嶽本野ばらの作家としての本音が見え隠れしていたりしてなかなか面白かった。しかしまあ、嶽本野ばらも例の事件以降、いい意味でも悪い意味でもふっきれた作風になっているように思う。以前の嶽本野ばらの作品にも読者に「下品」と言わしめるような性描写もあったが、この作品などはそういった下品さとは全く別種の下品さを感じる。作者自身の勢いも感じられるし。しかしラストはダメだ、はっちゃけすぎ。

2013/03/31

しょこら★

自叙伝?作家、大麻事件、ギター、ヴィヴィアンとか… milkを召したぶっ飛びシンガー靴乃コ。たぶん、彼女のモデルはあのコだよね?しかし作家とか、芸能人ってやっぱり一般人とは収支のケタ、金銭感覚が違うのだなあ…としみじみ。金ないってのに財布買おうとしたり、生活水準はキープって馬鹿???まーでもそんな彼らに勇気づけられて、明るくしてもらってるひとりなんだけどさ。最後はナンだけど、楽しく、たまにイラッと(笑)、非日常を堪能させていただきました。やっぱせっかくなら観るのも聴くのも、現実から離れてなきゃね。

2013/01/23

久しぶりの野ばらさん。彼らしい事実とフィクションの入り混じった作品。タイマとかロリヰタとかあのへんを思い出す。タイトル通り、破産しちゃった!どうしよう!という話なのだけど、闇金の事情やら破産申告の事情やらが詳しく、野ばらさんは本当に破産したんじゃないかと思ってしまった笑。

2013/02/21

Yuri

ゴスロリ大好き!なのですが、作家さんとしては初読みです。タイトル通りお金に困窮する作家さんのお話。ご自身の事なのかしら?最初は文体が受け付けられずにいましたが、徐々に慣れました。でも、何だか良く分からないままに読了。

2023/10/11

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