共震
共震 / 感想・レビュー
takaC
宮沢賢一郎記者のように、自分も共に震える者でありたい。
2014/09/23
文庫フリーク@灯れ松明の火
先日読了した『復興の書店』の、全く釣りに関心の無い方が『宮城・福島の海釣り・空から見るベストポイント』を購入されて行く一節を想う。鮮やかな航空写真‐津波で流されてしまった以前の姿がはっきり写っており「ここに私の家が写っている」と購入されて行くという。宮城県職員・震災復興企画部特命課長として、役所の縄張り意識を越え真摯に被災者の声に耳を傾け、復興に打ち込んできた早坂が殺害される。ミステリーとして伏線も張られ、殺害のトリックや容疑者を完全自供させる捻りも加えられた本作。しかし本作品の醍醐味は解説の石井光太氏→
2013/12/15
ダイ@2019.11.2~一時休止
みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎その7。3.11後の震災地が題材。被災地の現状が感じられます。それにしても犯人を落としたシーン、現実だとあれはアリ?。
2018/11/17
koba
★★★★☆
2014/01/10
OSOGON15
相場英雄さん2作品目です。今回も社会派ミステリですね。東日本大震災から2年後の三陸の町での殺人事件が端緒となるミステリー。志願して仙台総局に異動した宮沢賢一郎。面識のあった早坂順也は復興に力を尽くしてきた人物だがその早坂が東松島の仮設住宅で殺害されその捜査に動く。早坂の不正を逃さないという姿勢が命取りとなるが・・最後〈ゆっくり、焦らずやらないともちませんよ〉の言葉に涙。東日本大震災に対する思いを新たにさせられる。
2023/06/11
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