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魔性のダンサー ローラ・モンテス

魔性のダンサー ローラ・モンテス

魔性のダンサー ローラ・モンテス

作家
桐生操
出版社
小学館
発売日
2014-07-01
ISBN
9784093863810
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魔性のダンサー ローラ・モンテス / 感想・レビュー

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らむり

その美貌とダンスで男を虜にし、利用し、のし上がっていく実在の女性のお話。一国を揺るがすほどの騒動だけど、これも実話なのかな。

2014/08/09

キムチ

おんなの性の裏面を続けて読んだせいか、うっそり。でも面白く、大人の絵本(絵はないけど)あっという間に読めた。魔性・傾城・ファムファタール等古今東西ネタは豊富。この彼女、知らなかった。でもルートヴィッヒは有名。いいお話が少ない一族、でもこれ又ネタは豊富。読みながら19世紀末、治世も末期となるとかように乱れたのだと痛々しさを感じる。リストやコジマ、ジョルジュサンドまで絡み、もはや映画のネタ。巻末の資料一覧を見ても、題材に取った書物が圧倒的。近世の退廃、爛熟のお話。

2014/09/18

アカツキ

バイエルン国王ルートヴィヒ1世の寵愛を受けた傾国の踊り子ローラ・モンテスを書いた物語。中野京子さんの本でローラ・モンテスを知ったが、どれだけ贅沢をさせてもらっても自分をどこまでも高く評価して満足しない悪夢のような女だと再確認。国民が怒りに怒るのもわかる。しかし、こんな滅茶苦茶をしてルートヴィヒ1世もローラ・モンテスもよく殺されずに済んだなとそちらに驚く。ストーリーに深みがなくあっさりした内容。

2022/09/24

ネオ

さらっと読めました。やはり、類稀な美貌は王様をも虜にしてしまうのか。美しい事はそれだけで存在価値があるのか。富と権力と地位を手に入れるために王様を操るが、やりたい放題すぎる。物語としてはもっと掘り下げても良いのでは。

2015/11/18

本夜見

美貌と情熱的なダンスを武器にのしあがってゆく女。ありとあらゆる男を手玉に取り、それを糧に成り上がってゆく悪女は一国の王を骨抜きにし、ついには伯爵位まで掌中にする。しかし なりふりかまわぬ権力への執着、奔放な恋愛の醜聞が国民の怒りをかい やがて国を揺るがす事態に。実在の人物なだけに…欲望に忠実すぎる女って怖い…((((;゜Д゜)))

2014/09/11

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