神様のカルテ0
神様のカルテ0 / 感想・レビュー
starbro
ハードな「日本文学全集17堀辰雄、福永武彦、中村真一郎」を読了した後の箸休めとして読みました。神様のカルテ1~3につながる連作短編集。どの作品もハートウォーミングなストーリーで心が温まります。次回作は「神様のカルテ4」、「神様のカルテ00」のどちらでしょうか?いずれにしても次回作に期待です。
2015/04/15
zero1
シリーズ0も面白い!「有明」一止や進藤が医学部6年生。国家試験が迫り、進路と人間関係に悩む。青い正義感がいい!「彼岸過ぎまで」一止が面接を受ける本庄病院では事務長の提案で24時間受入れを開始し医師から不満が。事務長の狙いは?「神様のカルテ」研修医の一止は受持ち患者、國枝にガンの告知。しかし治療を拒否。それには理由が。優しい人は苦労する。本を読む意味も。「冬山記」転落した男、夫婦と榛名にはドラマが。普段は優しい榛名の強さと厳しさが出た秀作。帰る場所があるから人は山に登る。次は大学病院が舞台の新章。
2019/05/09
純
初めは、なかなか読み進められなかった。今までの1~3巻と比べて…。でも、後半は違った。一止と國枝さんの会話が良かった!さらに、まさかの榛名の登山話!!「人の抱え込んでいる哀しみや苦しみなんて、山にとっては何の関係もないことのはずなのに、なぜかここを訪れると癒される気がします」「そんな山に、私は何度も助けられてきたから、ここを誰かの身勝手な死に場所になんて、してほしくないんです」「生きていれば、山に逃げ込むことだってあります。」「山は、帰るために登るんですから」自然と涙が出てきた。
2016/01/02
ダイ@2019.11.2~一時休止
短編集。4作目にしてようやく神様のカルテが登場。何名かのキャラの原点がわかります。中でもハルの話が一番良かった。
2015/03/22
ユー
シリーズの続編かと思いますが、過去に戻るという斬新な発想。「一止」「大狸先生」「古狐先生」「乾先生」「事務長」「辰也」そして「ハルさん」。それぞれの、このシリーズでの役割が、期待を超える内容で描かれており、以前読んだシリーズと紐づけ。突拍子もない行動と発言の中に、絶対にブレる事の無い核心。★5つ。又、過去に松本で生活していた事があり、そこの光景を思い浮かべながら、ひょっとして、 A病院の事かな?と想像。非常に楽しい読書時間を送る事が出来ました。続編は、もう出ないのでしょうか・・・。
2016/04/11
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