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ドラゴン・オプション / 感想・レビュー
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★★★☆☆ 「北帰行」や「カノン」の作者がこのようなスケールの大きいエンタメ小説とは意外でしたが、経歴をみるとなるほどですね。複雑に絡んだ陰謀は面白いけど、まどろっこしい部分も。見開きに登場人物の紹介が付記してあれば良かったと思う。
2015/05/19
あっこ
まさかの結末だったけど、面白かった。強いて言えば、もう少し矢島のゲートキーパーとしての一面が、描かれていてもよかったと思う。
2015/05/08
おやぶん
主人公は大英博物館東洋美術部の責任者である矢島剛。 大学時代の同級生から、ある古美術品の鑑定を依頼される。清朝時代につくられた「円明園」から失われた十二支像でのひとつではないかと見られていた・・・ 中国内の政治闘争や他国を巻き込んだ壮大な話になるが、 結局解決するのは個人の力が大きいと言う事で 想定したものよりスケール感は小さく感じました。 登場人物が多かったりして結構難解なところもあって 読み終わるのに結構時間がかかってしまいました。
2015/07/23
chakiw5
積読本、大英博物館の美術部に勤務する矢島は大学の同級生のジミーから知り合いの美術品の鑑定を依頼される。それは中国古来の曰く付きの像だった。この流れから美術ミステリーかと思いきや、最後きな臭い現実的な反乱物になる。結局美術は大して関係ないので話の流れがちょっとおかしく感じた。内容は面白いと思うが中国の名前とその登場人物の多さに目眩がした。
2020/05/02
asa.com
イギリスの大英博物館でゲートキーパーを務める矢島は、大学同級生のジミーからある像の鑑定を頼まれる。 中国の十二支像の龍。香港、中国、スイス、アメリカ…。美術品を介して、軍事力増強を図っているのは一体どの組織なのか?スパイは誰なのか? 何も知らない矢島はスパイ戦に巻き込まれていく。 そして矢島が鑑定の協力を頼んだかつての教え子の段燕霞。 彼女の謎に満ちた生い立ちが、後半ぐいぐいと物語を引っ張りました!そして結末は…!? 前半の難解さと後半のスリリングな展開(笑)壮大でロマン溢れるエンターテイメント!
2015/06/26
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